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ESGデータ(環境)
指標算定範囲 |
単体:いすゞ自動車株式会社 連結:いすゞ自動車株式会社+国内・海外連結子会社59社※
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連結データ
GHG排出量推移

- ※2024年度実績については集計作業中の会社も算定範囲に含んでいるため、暫定値となります。
- ※基準年排出量はGHGプロトコルに準じた遡及的算定を行う場合があります。
廃棄物排出量推移

- ※2024年度実績については集計作業中の会社も算定範囲に含んでいるため、暫定値となります。
単体データ
いすゞの環境マネジメントシステム
いすゞは、2015年度のISO14001改訂に合わせ、拠点別に推進していた環境マネジメントシステムを全社で統合し、2016年12月に、いすゞ全拠点を対象としたISO14001の認証拡大とISO14001:2015への移行を行いました。
現在は、いすゞとして統一した環境活動を全拠点で展開するとともに、事業活動に伴う環境負荷低減への取り組みを全社一丸となって実施し、環境経営の強化に努めています。
2024年度の環境関連法規制違反・事故
いすゞでは、2024年度中における環境関連法規制上の違反、環境事故の発生はありませんでした。
CO2排出量低減活動
エネルギー起因CO2排出量推移

エネルギー消費量推移

- ※2023年度からエネルギー係数が変更されています
物流起因CO2排出量推移

資源利用量低減活動
排出物の低減、抑制
排出物排出量推移
いすゞでは2011年度以降、廃棄物の埋め立て処分はなく、ゼロエミッションを達成済みです。

プラスチック使用製品産業廃棄物排出量推移
いすゞはプラスチック使用製品産業廃棄物を250t/年以上排出しているため、プラ法※における多量排出事業者となります。
法令に基づき、プラスチック使用製品産業廃棄物排出の抑制・再資源化に関する目標設定、目標達成のための取り組みを実施し、2024年度は目標を達成しました。
従来実施している排出物の抑制、再資源化の推進をさらに加速し、目標達成のため計画的な取り組みを進めていきます。
- ※プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律

自動車リサイクル法に基づく再資源化等実績推移

- ※ASR:Automobile Shredder Residue(自動車シュレッダーダスト)の略
水使用量の低減
水資源使用量推移

環境リスク低減活動
フロン類排出抑制
2015年4月からフロン排出抑制法(フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律)が施行されたことを受け、いすゞ全拠点において使用する業務用冷凍空調機器をはじめとするフロン類使用機器の冷媒適正管理を推進し、機器の点検などを実施しています。
事業者としてフロン類算定漏えい量が1,000t-CO2/年以上だった場合は、法令に基づく報告が必要となりますが、いすゞにおける2024年度の漏えい量は、報告を要する値未満であったことを確認しています。
VOC排出量削減
VOC(揮発性有機化合物)の回収などにより排出量の抑制を進め、工場外へのVOC排出量を減らすとともに、特にVOC排出量が多い塗装工程の見直しや改善などを進めています。
本活動は日本自動車工業会として推進している、VOC排出抑制のための自主的取り組みに基づき推進するものです。
VOC総排出量推移

排出ガス・排水の適正管理
工場ではボイラーなどのばい煙発生施設の適正な管理を行うことで、排出ガス中の大気汚染物質であるNOx(窒素酸化物)やSOx(硫黄酸化物)などが規制基準値内※であることを測定し確認しています。
また、工場の排水は、処理設備で処理を行った後に下水道や公共水域に放流しています。放流水は定期的に分析し、規制基準値内であることを確認しています。
- ※規制基準値は法令または条例の厳しい方を採用
藤沢工場:神奈川県藤沢市土棚8番地
大気
項目 | 設備 | 規制値 | 実測値 | |
---|---|---|---|---|
最大 | 平均 | |||
NOx(ppm) | ボイラー | 60 | 32 | 29.6 |
金属溶解炉 | 180 | 41 | 32.8 | |
塗装焼付け炉 | 230 | 93 | 88.5 | |
ばいじん(g/Nm3) | ボイラー | 0.3 | 0.001 | 0.001 |
金属溶解炉 | 0.3 | 0.0074 | 0.0023 | |
塗装焼付け炉 | 0.2 | 0.0018 | 0.0018 |
- ※ばい煙発生施設の燃料はすべて都市ガスを使用しているため、SOxは測定対象外です。
水質 放流先:引地川
項目 | 規制値 | 実測値 | ||
---|---|---|---|---|
最大 | 最少 | 平均 | ||
pH | 5.8-8.6 | 7.9 | 7.1 | 7.7 |
COD(mg/L) | 60 | 27.0 | 7.3 | 15.6 |
BOD(mg/L) | 60 | 23.0 | 2.8 | 9.1 |
SS(mg/L) | 90 | 14.0 | 2.0 | 6.6 |
油分含有量(mg/L) | 5 | 3.0 | 1.0 | 1.6 |
栃木工場:栃木県栃木市大平町伯仲2691番地
大気
項目 | 設備 | 規制値 | 実測値 | |
---|---|---|---|---|
最大 | 平均 | |||
NOx(ppm) | ボイラー | 150 | 47 | 20 |
金属加熱炉 | 180 | 170 | 97 | |
ガス機関 | 600 | 191 | 163 | |
SOx(Nm3/h) | 総量規制 | 14.5 | 0.3 | 0.01 |
ばいじん(g/Nm3) | ボイラー | 0.1 | 0.001 | 0.001 |
金属加熱炉 | 0.2 | 0.012 | 0.002 | |
ガス機関 | 0.05 | 0.002 | 0.001 |
水質 放流先:永野川
項目 | 規制値 | 実測値 | ||
---|---|---|---|---|
最大 | 最少 | 平均 | ||
pH | 5.8-8.6 | 7.6 | 7.2 | 7.3 |
BOD(mg/L) | 20 | 16.8 | 1.8 | 6.1 |
SS(mg/L) | 40 | 4.0 | 1.2 | 1.3 |
油分含有量(mg/L) | 5 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
- ※排水は河川放流しているため、CODは測定対象外です。
環境会計
環境活動を効率よく継続的に進めるために、環境保全コストと環境保全効果を集計しています。
環境活動に対して効率的な投資を行う経営判断に役立てることを目的とし、また、企業の評価指標として情報開示をしています。
環境保全コスト
投資額は11,782百万円となり、前年度投資に比べ5,522百万円増加しました。
費用額は61,085百万円となり、前年度に比べ8,238百万円の増加となりました。
内容は下表の通りです。
期間:2024年4月1日~2025年3月31日
分類 | 投資額 | 費用額 | 主な取り組み内容 | |
---|---|---|---|---|
事業エリア内 コスト |
公害防止コスト | 362 | 391 | 大気汚染防止、水質汚濁防止などの推進 |
地球環境保全コスト | 2,153 | 529 | 省エネ活動の推進、気候変動対策の推進など | |
資源循環コスト | 181 | 132 | 廃棄物の適正処理、廃棄物置き場の整備等の実施など | |
上下流コスト | 0 | 4,832 | 使用済み自動車のリサイクル推進、廃棄物の3R推進など | |
管理活動コスト | 0 | 435 | 環境マネジメントの推進、環境データ等情報収集システムの更新など | |
研究開発コスト | 9,086 | 54,740 | EVや排ガス規制等に対応する環境配慮製品の研究開発など | |
社会活動コスト | 0 | 21 | 植林活動等の環境保護活動支援や環境保全団体への寄付金など | |
環境損傷対応コスト | 0 | 5 | 汚染負荷量賦課金、土壌・地下水汚染に係る保全対策など | |
合計 | 11,782 | 61,085 |
環境保全効果
期間:2024年4月1日~2025年3月31日
区分 | 効果の内容 | 効果 |
---|---|---|
経済効果(百万円) | 省エネによるエネルギー費の削減 | 149 |
有価物売却益 | 3,023 | |
物量効果(t-CO2e) | CO2低減(t-CO2e) | 4,082 |
事業活動と主な環境負荷
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | ||
---|---|---|---|---|
INPUT | エネルギー使用量合計(GJ) | 4,387,635 | 3,999,645 | 3,960,848 |
電力使用量 | 2,076,515 | 1,682,534 | 1,725,066 | |
LPG | 31,812 | 22,019 | 20,084 | |
LNG | 808,459 | 918,627 | 859,485 | |
都市ガス | 1,173,833 | 1,125,039 | 1,130,095 | |
その他のエネルギー | 297,016 | 251,426 | 226,118 | |
原材料投入量(千t) | ||||
鉄 | 43 | 33 | 27 | |
アルミ | 10 | 15 | 7 | |
粗材 | 152 | 125 | 99 | |
水使用量(千m3) | 2,174 | 2,151 | 2,004 | |
工水 | 2,055 | 2,047 | 1,912 | |
上水 | 119 | 104 | 92 | |
OUTPUT | 温室効果ガス(t-CO2e)※ | 195,036 | 159,822 | 161,866 |
廃棄物排出量(千t) | 6.9 | 6.3 | 6.1 | |
最終埋立処分量(千t) | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
有価物量(千t) | 87.6 | 80.9 | 81.7 | |
再資源化実績(%) | ||||
ASR | 97.0 | 96.9 | 97.2 | |
エアバック類 | 95.0 | 96.7 | 96.5 | |
VOC排出量(t) | 596 | 610 | 610 | |
排水量(千m3) | 2,174 | 2,151 | 2,004 |
- ※Scope1とScope2の合計。
マテリアルフロー
いすゞグループのGHG排出量
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
---|---|---|---|
GHG合計(t-CO2e) | 159,505,336 | 126,313,253 | 110,455,324 |
Scope1 | 196,182 | 182,536 | 172,302 |
Scope2 | 347,151 | 271,812 | 260,785 |
Scope3合計 | 158,962,003 | 125,858,905 | 110,022,237 |
カテゴリー1 | 11,424,587 | 11,603,511 | 10,691,250 |
カテゴリー2※1 | 274,637 | 264,658 | 375,330 |
カテゴリー3※2 | 126,172 | 115,757 | 73,992 |
カテゴリー4 | 291,709 | 308,902 | 305,337 |
カテゴリー5※2 | 268,355 | 133,553 | 12,207 |
カテゴリー6 | 7,753 | 7,734 | 7,070 |
カテゴリー7 | 27,411 | 27,322 | 24,800 |
カテゴリー8 | - | - | - |
カテゴリー9 | 553,476 | 471,034 | 344,229 |
カテゴリー10 | 15,552 | 14,275 | 14,444 |
カテゴリー11 | 145,727,206 | 112,684,194 | 97,945,388 |
カテゴリー12 | 173,636 | 141,733 | 160,177 |
カテゴリー13 | - | - | - |
カテゴリー14 | - | - | - |
カテゴリー15 | 71,509 | 86,232 | 68,013 |
- ・全てのカテゴリーにおいて、より網羅的かつ精度の高い算定のために、2024年度実績より算定範囲の見直しを行った結果、算定対象となる事業活動および製品が拡大しました。そのため、2022年度ならびに2023年度実績についても遡及して再算定を行っています。
- ・Scope3 2024年度実績について、第三者による保証を取得しています。
- ・Scope1,2 2024実績については集計作業中の会社も算定範囲に含んでいるため、暫定値となります。
- ※12024年度実績より会計基準を変更した影響で活動量が増加し、排出量の増加となりました。
- ※22024年度実績より算定対象となる項目および拠点数が減少したため、活動量が減少し、排出量の減少となりました。
いすゞのGHG排出量
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
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GHG合計(t-CO2e) | 195,036 | 159,822 | 161,866 |
Scope1 | 119,189 | 115,370 | 110,713 |
Scope2 | 75,847 | 44,452 | 51,153 |
- ・2022年度、2023年度、2024年度実績について、第三者による保証を取得しています。
算定基準
算定期間 | 2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日) |
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指標算定範囲 | 単体:いすゞ自動車株式会社 |
連結:いすゞ自動車株式会社+国内・海外連結子会社 59社 |
範囲 | 単位 | 定義・算定基準・算定方法 | |
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エネルギー使用量 | 単体 | GJ |
電力、燃料(都市ガス、液化天然ガス、軽油等)および熱(蒸気、冷水等)のエネルギー使用量の合計 【算定基準】
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範囲 | 単位 | 定義・算定基準・算定方法 | |
---|---|---|---|
温室効果ガス(GHG) | 単体 連結 |
― |
Scope1排出量(直接排出量)、Scope2排出量(エネルギー起源間接排出量)およびScope3排出量(その他の間接排出量) 【算定基準】
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Scope1 | 単体 連結 |
t-CO2e |
燃料の使用に伴うGHG排出量(直接排出量) 【係数】
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Scope2 | 単体 連結 |
t-CO2e |
他社から供給を受けた電力・熱の使用に伴うGHG排出量(間接排出量) 【係数】
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Scope3 | 連結 | t-CO2e |
その他のGHG排出量(間接排出) 【算定方法】 カテゴリー1:購入した製品・サービス カテゴリー2:資本財 カテゴリー3:Scope1,2 に含まれない燃料およびエネルギー関連活動 カテゴリー4:輸送、配送(上流)
カテゴリー5:事業から出る廃棄物 カテゴリー6:出張 カテゴリー7:雇用者の通勤 カテゴリー9:輸送、配送(上流)
カテゴリー10:販売した製品の加工 カテゴリー11:販売した製品の使用 カテゴリー12:販売した製品の廃棄 カテゴリー15:投資 【係数、排出原単位】
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範囲 | 単位 | 定義・算定基準・算定方法 | |
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水使用量 | 単体 | 千m3 |
水使用量(上水道・地下水・工業用水)の合計 【算定基準】
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範囲 | 単位 | 定義・算定基準・算定方法 | |
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廃棄物排出量 | 単体 連結 |
千t |
廃棄物の排出量合計 【算定基準】
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