2022年06月07日
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いすゞ、「大型LNGトラックの量産車開発」が第23回物流環境大賞「日本物流記者会賞」を受賞

いすゞ自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:片山正則、以下「いすゞ」)は、「大型LNG※1トラックの量産車開発」による環境負荷低減への取り組みが評価され、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する、第23回物流環境大賞※2において、「日本物流記者会賞」を受賞しました。

LNGを燃料とする、国内商用車メーカー初の量産型大型トラックの「ギガLNG車」は、ディーゼル車と比較して、都市間輸送時のCO2排出量を約10%削減し、環境負荷低減に貢献します。また、液化燃料であるLNGは、ディーゼル車とほぼ同等の時間で充填が可能です。さらに、燃料の搭載効率も良いことから、1充填あたり1,000km超の航続距離を実現しています。

いすゞは、これまで約30年にわたって、エネルギーセキュリティおよび環境負荷低減の観点から、天然ガス自動車の開発と普及促進に取り組んでまいりました。LNGの優れた環境性能と、これまでと同等の使い勝手を有する「ギガLNG車」を、カーボンニュートラル社会への移行期における選択肢の一つと考えています。

今回の受賞は、これらの取り組みにより、環境負荷の低減へ貢献したことが評価されたものです。

  1. ※1LNG(Liquefied Natural Gas=液化天然ガス)は、天然ガスを-162℃以下で冷却して液化させたものであり、燃焼時に発生するCO2排出量が化石燃料の中で最も少なく、環境負荷が小さいクリーンなエネルギーです。
  2. ※2物流環境大賞は、一般社団法人日本物流団体連合会が主催し、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓発活動、あるいは先進的な技術開発などを行なうことにより、環境負荷軽減の面から物流業の発展に貢献された団体・企業または個人を表彰する制度です。

以上

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