2022年05月23日
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人とくるまのテクノロジー展2022 出展概要

いすゞ自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:片山正則、以下「いすゞ」)は、5月25日(水)~5月27日(金)にパシフィコ横浜、また6月29日(水)~7月1日(金)にポートメッセなごやにおいて開催される「人とくるまのテクノロジー展2022」(主催:公益社団法人自動車技術会)に出展します。また、リアル展示会に加え、オンライン展示会※1にも出展します。

今回PPV(Pick-up Passenger Vehicle)のMU-Xの実車展示に加え、環境対応技術、先進安全技術/自動運転技術、MIMAMORIドライバー向けアプリや、エアロゾルフィルターなどの取り組みを、映像やパネルにて紹介します。

  1. ※1公開期間:
    横浜展示会2022年5月25日(水)~31日(火)
    名古屋展示会 2022年6月29日(水)~7月5日(火)
主な展示内容は以下の通りです。
NO.
1 PPV(Pick-up Passenger Vehicle)「MU-X」<実車・動画・パネル展示>
2 環境対応技術<動画・パネル展示>
3 先進安全技術/自動運転技術<動画・パネル展示>
4 MIMAMORIドライバー向けアプリ<動画・パネル展示>
5 エアロゾルフィルター<実機・映像・パネル>

【新型PPV(Pick-up Passenger Vehicle)「MU-X」】

「MU-X」は、‘Robust and Exclusive’を開発コンセプトとし、いすゞの強みである耐久信頼性、燃費性能、安全性能を確保しつつ、PPVに求められる快適性、高級感を高め、お客様に所有する喜びを味わっていただける車となっています。

「MU-X」は、タイ国内において、2019年度から2年連続タイ カーオブザイヤーベストPPVや、2020年度PPVプロダクトイノベーション賞を受賞。また、日本国内においても、2021年度グッドデザイン賞を受賞しています。

さらに、2021年9月、「ANCAP(Australasian New Car Assessment Program)」において、2020年新プロトコルによる5☆を獲得し、高い安全性を評価されています。

【環境対応技術】

カーボンニュートラル社会の実現に向け、小型トラック 「エルフ」をベースとした「エルフEV」モニターを2019年から実施。2022年度中にEV量産開始に向け、現在開発を進めています。また、2021年10月には、国内商用車メーカー初となる大型LNGトラック「ギガLNG車」を発売。

多種多様な用途をもつ商用車の特性を考慮し、それぞれの使われ方に最適な技術の開発と、地球温暖化の抑制や脱炭素社会への貢献を進めてまいります。

【先進安全技術】

公共交通におけるドライバー不足の解決策の一つとして期待される、自動運転の実現に向け、大型バスでの自動運転の共同実証実験を行っています。限定された走行区域を走行するレベル2(部分運転自動化)自動運転の実証実験から開始し、その後、段階的に自動運転技術を高め、将来的にはレベル4(高度運転自動化)の自動運転走行の実現を目標としています。

【MIMAMORIドライバー向けアプリ】

「MIMAMORIドライバー向けアプリ」は、商用車テレマティクス「MIMAMORI」と連携したスマートフォンアプリです。新しいサービスとして、運行前の日常点検と荷役作業の機能を追加し、アプリを利用することで確認作業を効率化することができます。日常点検機能は、これまで二人で実施していた点検作業を一人で行うことが可能になり、省人化と作業時間の短縮を図ることができます。更に、スマートフォンで点検データの記録管理を可能としました。

【エアロゾルフィルター】

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた取り組みとして、窓を開放した場合の車内換気と同等効果のあるエアロゾルフィルターを路線バスのオプションとして設定しました。飛沫核がフィルターに捕集されることにより、車内空間の粒子残存量は、窓を開放した場合と同等のレベルの減少効果があります。

本フィルター※2装着車の空調性能は、一般病室で設定されている空調の基準<病院の空調設備設計ガイドライン(HEAS-02-2013)>を満たしています。

  1. ※2抗菌対応

以上

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