2001年02月26日
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いすゞ 中型トラック 「フォワード」 シリーズを改良

いすゞ自動車(株)は、中型トラック「フォワード」シリーズに、新規車型の追加やアイドリングストップ&スタートシステムをオプション設定するなど、商品力の向上を図り、2月26日から全国一斉に発売する。

いすゞ自動車の中型トラック「フォワード」シリーズは、1970年の発売以来、その性能や信頼性から市場で高い評価を得ている。また、1999年に、荷台の振動を大幅に抑える4バッグエアサスペンションを採用した「フォワードマックス」を発売し、中型トラック市場における高品質輸送の先鞭をつけた。

今回の改良では、GVW(車両総重量)8トンクラスの「フォワードマックス」にロングホイールベース系の車型を追加設定する。また、荷役作業時にエンジンを自動停止し、排出ガスの低減に貢献するアイドリングストップ&スタートシステムをオプション設定するなど、商品力を向上させた。

今回の主な改良点は次の通り:

  1. 1車型展開の充実
    1. 14バッグエアサスペンション採用車「フォワードマックス」のGVW8トンクラスの車両にロングホイールベース系車型を追加設定した。これにより、カーゴ系の車型すべてに4バッグエアサスペンション搭載車を展開することとなった。
    2. 2「フォワード」のショートキャブ車に5段オートマチックトランスミッション車を新規設定した。(6HH1‐Sエンジン搭載車を除く。) また、ホイールベース 4100mm車の追加設定も行った。
  2. 2アイドリングストップ&スタートシステムのオプション設定(荷役作業時用)

    「アイドリングストップ&スタートシステム」を無過給エンジン搭載車にオプション設定した。荷役作業時にエンジンを自動停止するため、排出ガスの低減に貢献する。

    エンジン停止~エンジン再始動までの流れ

    車両停止(*) ⇒ チェンジレバーをニュートラルにする ⇒ パーキングブレーキを引く
    ⇒ エンジン自動停止 ⇒ クラッチペダルを踏む ⇒ エンジン再始動 ⇒ 走行

    (チェンジレバーはニュートラル位置)

    (*: この場合の車両停止とは、車速0km/h、アクセルペダル OFF の状態を表わす。)

<目標販売台数> フォワードシリーズ全体で 16,000台/年
≪フォワードシリーズ 東京地区希望小売価格≫
(消費税含まず)

車型 主な仕様 最大積載量 エンジン
最高出力
東京地区希望小売価格
KK-FRD35J4SXT ドライバン
4バッグエアサスペンション
4100kg 6HL1-S
151kw
(205PS)
6,299,000円
KK-FRR35K4SXP キャブ付シャシー
オートマチックトランスミッション
リーフサスペンション
- 6HL1-S
151kw
(205PS)
5,109,000円
KK-FRD35T4XWT ワイド キャブ付シャシー
4バッグエアサスペンション
- 6HL1-S
151kw
(205PS)
5,708,000円

以上

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