いすゞ自動車(株)は、大型トラック 『ギガマックス』 シリーズにショートキャブ車を新規設定するとともに、中型トラック 『フォワード』 シリーズに新増トン仕様車を設定し、8月28日から全国一斉に発売する。
いすゞ自動車の商用車シリーズは、「信頼と安全」をベースコンセプトに車両開発をおこなっている。 今回 は、大型トラック 『ギガマックス』 及び中型トラック『フォワード』に、特に積載性を追求した車型を新たに追加設定した。
大型トラック 『ギガマックス』 では、キャブの全長を短くしたショートキャブ車を新規設定し、荷台長を拡大するなど、積載性の向上を図った。
また、中型トラック 『フォワード』 では新増トン仕様車を設定し、フロントアクスル/リヤアクスルの変更などにより、従来から設定している車両総重量(GVW)13.5トンを14.5トンに拡大するなど、積載性を向上させる改良を施した。
主な特長は次の通り:
- 1ギガマックス ショートキャブ車
- 1キャブ後部のレストスペースを縮小したショートキャブ車を 『ギガマックス』 に新規設定した。
これにより荷台長を最大10mとることが可能となり、積載性を向上させた。
(従来の最大荷台長は9.6m) - 2高速幹線輸送に最適な、軽量・低燃費の6SD1-TCS型インタークーラーターボエンジンを搭載し、軽量エンジンによる積載性の向上と、低燃費による経済性を両立させた。
- 3走行中の変速時にクラッチ操作を不要とする「セミオートクラッチ」をオプション設定し、ドライバーの運転疲労の低減を図った。
- 1キャブ後部のレストスペースを縮小したショートキャブ車を 『ギガマックス』 に新規設定した。
- 2フォワード 新増トン仕様車
- 1フロントアクスル/リヤアクスルの変更により、軸許容限度を向上させた新増トン仕様車を設定した。これにより、従来の増々トン仕様車では最大13.5トンだった車両総重量(GVW)が、新増トン仕様車では最大14.5トンとなり、積載力が向上した。
- 2荷台振動を大幅に低減し、高品質輸送に貢献する、4バッグエアサスペンション搭載車 『フォワードマックス』 の車型展開を拡大した。
《目標販売台数》
ギガマックス ショートキャブ車 200台/年
フォワード 新増トン仕様車 800台/年
《『ギガマックス ショートキャブ車』 東京地区希望小売価格》(消費税含まず)
車型 | エンジン型式 最高出力 |
GVW (トン) |
東京地区 希望小売価格 |
備考 |
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KL‐CYL23V3 | 6SD1-TCS 250kW(340PS) |
25.0 | 12,490,000円 | キャブ付シャシー 4バッグエアサスペンション |
《『フォワード 新増トン仕様車』 東京地区希望小売価格》(消費税含まず)
車型 | エンジン型式 最高出力 |
GVW (トン) |
東京地区 希望小売価格 |
備考 |
---|---|---|---|---|
KL‐FSD33L4R | 6HH1 165kW(225PS) |
14.5 | 6,478,000円 | キャブ付シャシー 4バッグエアサスペンション |
KL‐FSR33L4R | 6HH1 165kW(225PS) |
14.5 | 6,218,000円 | キャブ付シャシー リーフサスペンション |