2000年01月14日
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いすゞ、ダイムラー・クライスラー日本ホールディングと次世代型トラック運行管理システムを共同開発することで基本合意

いすゞ自動車株式会社(以下いすゞ)と、 ダイムラー・クライスラー日本ホールディング株式会社(以下DCJH)は、トラック物流における情報管理の高度化、運行の効率化を目的とする、次世代型トラック運行管理システムを共同開発していくことで、基本合意に達した。
次世代型トラック運行管理システムは、将来的なITS(高度道路交通システム)への対応も含め、運行中の車両と、荷主・運送会社等を情報通信ネットワークで結び、リアルタイムな相互情報伝達を行うものである。これにより、運行管理・輸送品質管理・車両管理等の高度化、効率化が実現する。

具体的には、

  • 運行中の車両へ、集配指示や最適ルートの配信。
  • 運行管理者による、車両走行状況や荷室状況の逐次モニター及び分析。
  • 事故や故障等の緊急情報通報の迅速化。

等が可能となり、物流の効率化や安全運行に大きな効果が期待される。

共同開発項目については、今後両社で具体化の検討に入るが、いすゞの持つ車両機器及び運行管理システムのノウハウと、DCJHが事業展開している、マルチメディア移動体及びテレコミュニケーションに関するノウハウを結集して、2001年末迄の運用開始を目指していく。

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