お子様から寄せられたご質問

車の生産について

Q
1年に何台くらいつくられていますか?
A

各メー力一の工場の規模(きぼ)、受注(注文)の状況によって、生産台数が決まってきます。いすゞでは2021年3月末現在の国内生産台数は約18万台、海外生産は約37万台となっています。これは、毎年同じではなく、景気やモデルチェンジによって変動します。

Q
1台作るのにどれくらい時間がかかりますか?
A

トラックの場合でフレームに様々な部品をのせて完成するまで、約2~4時間かかります。

Q
自動車を作る工場はどのくらい広いですか?
A

藤沢工場は110万m2、栃木工場は115万m2の広さがあります。東京ディズニーランド(51万m2)とディズニーシー(49万m2)をあわせたより少し大きいくらいの広さです。

Q
どのようにして色をつけるのですか?
A

車の色は工場内の塗装(とそう)ラインというところで行われています。
サビ止め→下塗り→中塗り→上塗りと何回も重ねて上から塗ります。
塗装の種類、方法はいろいろあり一様ではありません。

  • ウレタン塗装…主材と硬化材の2液からなり、常温で行う。ツヤのある仕上がり。値段が高い。
  • ラッカー塗装…空気中の酸素を取り込んで常温で行う。値段が安い。
  • 焼き付げ塗装…120℃以上の高温で30分以上塗装液に着ける。車のボディが主。
Q
車はどの部分から作り始めますか?
A

車はボディ、エンジン、ドアといったそれぞれの部分ごとに分業して組み立てしてから、総組み立てをします。ですから、「ここから」とは言えません。しいて言えば、車のボディは打ち抜きラインといって3,000mもある鉄板をドアやボンネットなど、様々な部品の大きさに合わせてカットすることから始まります。

Q
色やデザインはどのように工夫をしていますか?
A

安全性や使いやすさなどを考えに入れながら、流行の色や形も取り入れています。

Q
車のどの部分を工夫していますか?
A

例えば

  • 居住性(きょじゅうせい)をよくする
  • お年寄りや女性でも運転しやすくする
  • 車両をできるだけ軽くし、たくさん荷物を積めるようにする
  • 低公害車にする
Q
作っている車を教えてください
A

○日本で販売している主な商品

  • 小型トラック(エルフ)
  • 中型トラック(フォワード)
  • 大型トラック&トラクター(ギガ)
  • バス(エルガ、ガーラ)

○海外で販売している主な商品

  • D-MAX(タイ)
  • MU-X(タイ)
  • 国内製品
Q
一番多く作っている車は?
A

小型トラックのエルフです。

Q
工場は、全国で何拠点ありますか?
A

藤沢工場、栃木工場の2拠点です。

Q
将来、車はどうなるのですか?
A

より安全で環境にやさしく快適な生活の道具になっていき、いろいろな目的に使われていくようになると考えています。まずは、よい環境を保つために、使われる燃料の種類が増えていくと思われます。

Q
もうすぐ太陽電池を使ったソーラーカーになるというのは本当ですか?
A

今の段階ではそうなるとは言えません。ソーラー力一は現在もありますが、環境保護などのこともあり増えて行く可能性はあると思います。みなさんはどう思いますか?

Q
自動車を造るとき、一番大事なことは何ですか?
A

車は人の手と機械やロボットを使って造っており、怪我をしたら大変なことになるため、安全に注意して作業をすることです。

Q
車を造るとき、一番大変な仕事は何ですか?
A

エンジンを造る作業の中の鋳造(ちゅうぞう)ラインで、溶けた金属を金型に流し込み、エンジンブロックなどのいろんな部品を作る仕事が大変です。しかし、大変な仕事はたくさんあり、どれが一番とは言えません。

Q
『工場の工夫(くふう)』について教えてください。
A

いすゞ自動車では、工場で働く人が働きやすい様に、作業する台の高さを作業しやすい高さに調節できるラインを作ったり・無人の車が必要な部品を運んできてくれたり、といろいろなエ夫をしています。

Q
車を造るとき、手は使わないのですか?
A

約70%は手を使わずに機械を使っています。

Q
手で造っていたころは、1日に何台くらい造れましたか?
A

昭和20年代当時、ヒルマンという自動車が手造りで1日に約7台くらい造られていました。

Q
今と昔で違うことは何ですか?
A

昔は手でやっていた作業を、今ではほとんど機械がやるようになったので大変楽になりました。

Q
工場のラインで、取り付ける部品を間違えたら、どうなりますか?
A

ラインを止めて、付け直します。コンピューターでコントロールされた産業用ロボットと熟練されたエ場の人達が作業しているので、間違えることはほとんどありません。

車の性能について

Q
どうしてガソリン車とディーゼル車があるのですか?
A

使用する燃料と作動工程の違いでタイプ分けされます。
それぞれに特徴があり、長所と短所があります。

  • ガソリン

    燃焼力(ねんしょうりょく)が高いことから小型でもハイパワーを引き出すことができ、操縦性に優れています。エンジンヘの伝達がいいので騒音や振動は少ないが、複雑な構造なため燃料をたくさん使います。軽さや小型が要求される「一般車」向け。

  • ディーゼル

    低回転でのトルクが大きく、構造が簡単で燃料が少なくすみ、故障修理が楽だが、ガソリン車より重いので、騒音や振動は大きい。経済的で、長持ちするカが強い。燃料は軽油でガソリンより安いので仕事に使う「トラックやバス」向き。

Q
どうしてエンジンだけで走れるのですか?
A

エンジンだけでは走れません。エンジンは自動車を走らせるカとなるもので、そのカをクラッチ(エンジンのカをトランスミッションに伝えたり、切ったりするところ)やトランスミッションやタイヤに伝えて車を走らせます。

Q
どうして鍵(かぎ)でエンジンがかかるのですか?
A

エンジンを動かすためには、電気が必要です。鍵を差し込みまわすことで、電気が流れエンジンがかかる仕組みになっています。なぜ、鍵を使うかと言うと、お家に鍵をかけるのと同じように、防犯の意味があります。

Q
どうして車でラジオが聞けるのですか?
A

エンジンをかけるとエンジンの力を利用して発電機が回され、電気を発生させます。一部の電気はバッテリーに蓄え、残りの電気は運転に必要な部分へ送られます。そこで、ラジオまで電気が伝わって来るので、電源(スイッチ)を入れるとラジオが聞けます。

Q
なぜタイヤの溝(みぞ)は、1本1本違うのですか?
A

タイヤの溝は、路面との摩擦(まさつ、すべらないようにする力)を効率よくとらえ、熱を逃がしやすくする為、複雑な形をしています。

Q
安全性の為にどのような工夫をしていますか?
A

安全性を高める為の装置をたくさん造っています。例えば…HSA、ABS、エアバッグ等です。

Q
HSAって何ですか?
A

(ヒル・スタート・エイド)といいます。ブレーキを踏んで車を止めた時、コンピューターがコントロール(調整)してブレーキペダルから足を離しても、そのままブレーキが効いてるようにする装置です。

Q
ABSって何ですか?
A

(アンチロック・ブレーキシステム)といいます。濡れた道路や雪道、凍った道路などの滑りやすい所で急ブレーキをかけても、コンピューターが素早く働きスリップするのを防ぎます。

Q
エアバックのしくみはどうなっていますか?
A

シートベルトの補助的な装置として効果があります。車が正面から衝突しセンサーがそれを感じると、座席の前から風船のような空気の入った袋が飛び出し人の頭や胸をソフトに受け止め守ります。

Q
自動車の窓ガラスは、みんな同じ種類のガラスを使っているのですか?
A

車の窓ガラスは、法律で普通のガラスと違う「安全ガラス」を使わなければならない、と決められています。安全ガラスには、次の3種類があります。このうち、前のガラスには合わせガラスか部分強化ガラスを使います。(強化ガラスは割れると細かい形になる為、ガラスが白っぽくなり、前が見えなくなるので使えません。)横のガラスは3種類のうちどれを使っても良いことになっています。

  • 合わせガラス

    2枚のガラスの間にプラスチックのフィルムを入れてしっかり貼り付け、一枚にしたガラスのことです。ガラスが割れてもフィルムが割れないのでバラバラに落ちません。

  • 強化ガラス

    ガラスをつくる時に熱処理をして、割れにくくしたガラスのことです。割れると粉々になるようになっています。

  • 部分強化ガラス

    強化ガラスのうち、割れた時に強化ガラスよりも大きい形になるように特別な処理をしたガラスのことです。

車の販売について

Q
最初に造られた自動車はどんな車ですか?
A

初めの頃は、軍事用の自動車を造っていました。その頃はまだ、今のように一家に一台なんて贅沢はできない時代で、自動車も一台の価格がとても高かったのです。だから、民間ではなく国が持つ事しかできませんでした。いすゞでは1922年にウーズレーA9型乗用車が完成しました。

Q
車の名前は誰がどのようにして決めるのですか?
A

新型車を造る時はいろいろな計画実行グループを作ります。車の基本的なイメージ(デザイン)を決めるグループや、エンジンを決めるグループ、どんな装備をつけるか考えるグループなどなどたくさんあります。その中のひとつに名前を決めるグループもあり、そこで、何人かで話合って決めます。

Q
どうやって車の価格は決まるのですか?
A

車の価格を決める担当がいます。そこで、車を造る時にかかった費用や、売り方や、造る台数等のあらゆる条件をだして、一台あたりの価格が決まります。一台売れると会社にどういった影響を与えるかなど、そういうことも充分考えた結果になります。

Q
注文してから何日くらいで造るのですか?
A

車の生産台数はあらかじめ、月とか年とかの単位で決められます。だから、工場の生産ラインは、毎日その目標に向かって働いています。そして、一日に生産された車は大きな車両置き場(プール)に置かれていきます。販売会社で注文を受けると、メーカーに連絡して、エ場の在庫を調べます。在庫があったらすぐにその販売会社に運びます。在庫のない時は、ラインの計画に加えてもらって生産する事になります。人気があり注文がたくさんくる場合は1~2ヶ月待ち、在庫があれば、早くて2~3日、普通はだいたい1週間くらい時間をみてもらえれば注文通りの車が出来上がり、お店に届き、お客様の元に納められます。

Q
今まで何種類の車を販売したのか?
A

いすゞでは『乗用車』、『RV車』、『小型・中型・大型トラック』、『小型・中型・大型バス』といった、様々なクラスの自動車を造っています。いすゞの場合はだいたいひとつのクラスで10種類前後の色々なタイプを揃えています。トラックやバスになると、普通の荷台のついたもの以外にクレーン車やごみ収集車、消防車、はしご車などの使う用途によって同じトラックを使っていても、上にのせるものが違うといった特別な車が数え切れないほどたくさんあります。

環境・公害問題について

Q
公害の少ないバスやトラックを造るために工夫していることを教えてください。
A

バスやトラックはディーゼルエンジンなので、ガソリンより環墳に悪いCO2の排出が少ないですが、さらに減らすために、まず燃焼効率をアップさせ、CO2排出を減らす努力をしています。また、このような研究とともに、ガソリンや軽油(ディーゼル)以外の燃料を使う開発も行っています。電気自動車やメタノール車・天然ガス車などがこれにあたります。いすゞでは『いすゞ地球環境憲章(けんしょう)』を制定し、地球を守るために何をすべきか、その方針を明らかにしています。

Q
排気ガスとは何ですか?
A

車が出すCO2(二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)、パティキュレート(ちり、けむり)などです。

Q
どうして排気ガスが出るのですか?
A

車はエンジンの燃料を{吸収→圧縮→爆発→排気}と繰り返して「走る・曲がる・止まる」といった動作をするためで、エンジンが動いていれば、排気ガスが出てしまいます。

Q
低公害車には、どのようなものがありますか?
A

電気自動車、メタノール車、CNG(圧縮天然ガス)車、ディーゼル電気ハイブリット車です。

車の輸出・海外生産について

Q
各国にいすゞの工場はありますか?
A

いすゞは、タイ、インドネシア、アメリカ、ロシア、マレーシア、中国、フィリピン、ベトナム、トルコ、エジプト、南アフリカに工場があります。

Q
海外から輸入されている車はどこの国からですか?
A

日本には、ヨーロッパ(ドイツ、イタリア、フランス、イギリス、スウェーデンなど)やアメリカから輸入されています。特にドイツ車は人気があります。

Q
海外にはどのようにして運ぶのですか?
A

トレーラーに積まれ、近くの港から船積みで運ばれます。