2019年07月
ニュースルーム

地域の生態系保全活動に参加

環境

いすゞ自動車では環境活動の一環として生物多様性保全活動を推進しており、構内及び周辺地域の生態系保全活動を通じ生物多様性の重要性を従業員一人ひとりが学んでいます。

足尾銅山植林活動

この活動は旧足尾銅山の煙害等により荒廃してしまった足尾の山に木を植える活動として1996年から毎年開催されており、栃木県内外の企業や学校のボランティアや家族連れがこれまで2.5万人強参加し、10万本以上の苗木を植えています。足尾の山に緑が戻るには100年以上かかるといわれており、いすゞ栃木工場では2015年から有志による参加を続けています。
今年は4月27日に参加しました。参加者は険しい山を登り苗木を植えながら、少しずつ増えている緑とまだ荒廃している山を見比べて活動を継続することの大切さと身近な環境問題を改めて考えさせられました。

参加したいすゞ栃木工場の従業員
苗木を植林中

渡良瀬遊水地保全活動

渡良瀬遊水地は栃木・群馬・埼玉・茨城の4県にまたがる日本最大の遊水地で本州以南最大のヨシ原を有する低層湿原として環境に依存する絶滅危惧種が多く生息しています。こうした豊かな自然が評価され、渡良瀬遊水地は2012年にラムサール条約登録湿地となりました。将来に渡りこの自然を保全するためには、人の手による適切かつ継続的な管理が重要であることを学び、いすゞ栃木工場では2017年度から遊水地の保全活動に取り組んでいます。
ヨシ湿原を守るためのヨシ焼きを行うためのごみ拾いや外来種抜きなど、季節毎に様々な活動を行いながら自然と共生することの難しさや身近にある豊かな自然について学んでいます。
これまでいすゞ栃木工場だけで実施してきた活動ですが、5月18日には近隣の栃木いすゞ(株)、アイパック(株)、(株)いすゞテクノ、いすゞ自動車販売(株)も参加し、いすゞグループ107名で外来種の抜き取り作業を行いました。

参加したいすゞグループ従業員とその家族
外来種はどれだ?

神奈川県森林再生パートナー活動

神奈川県は水源地域の森林を健康な状態に保ち、次世代に引き継ぐため「水源の森林づくり」活動を行っています。いすゞは操業に多量の水を使用しており、地下水保全の重要性を考え2018年度から県の実施する森林整備活動に協力する「森林再生パートナー」になりました。森林再生パートナーになったことで神奈川県と一体となり水源の森林を守るための様々な活動を進めています。この活動の一環として県有林の保全活動を実施しており、従業員とその家族による間伐活動や自然体験活動を実施しています。
6月8日には従業員とその家族28名が参加し、荒れた山の間伐作業などを行いました。
森の手入れをすることで山が豊かな水源となるということを、実際の作業を通し家族で体験することで次世代を担う子どもたちにも森林保全の重要性を学んでもらっています。

参加したいすゞグループ従業員とその家族
枝落としはまかせて!
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