2015年11月
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自動車整備士養成学校再開校後初の卒業式、入学式を開催(2015年8月)(フィリピン[ISUZU HEART & SMILE PROJECT]

社会貢献

2008年11月~

いすゞは、2008年11月から、フィリピン レイテ島タクロバン市のフィリピン労働雇用省技術教育技能開発庁(TESDA)において、貧困家庭の子女を対象とした自動車整備士養成学校に対する教育支援活動を行っています。

  • Technical Education and Skills Development Authority

再開校後初の卒業式、入学式を開催(2015年8月)

様々な困難を乗り越えた14名の卒業生。
これからの社会人としての活躍が期待されます。

2013年11月に同国を襲った台風により壊滅的な被害を受け2015年2月に再開校した、フィリピン自動車整備士養成学校(フィリピン レイテ島タクロバン市)で、2015年8月24日、再開校後初の卒業式、入学式が開催されました。

卒業生14名全員がフィリピンにおける自動車整備士の最高国家資格NC4を取得し、販売会社や整備工場でメカニックとしての社会人生活をスタートします。

  • 同校では2015年10月までにNC4を取得した卒業生149人を輩出しており、卒業生たちは同国のみならず各国の自動車販売会社や自動車整備工場でメカニックとして活躍しています。
全国紙朝刊で紹介された、今期卒業生

2014年度の活動(2014年4月~2015年3月)

台風30号の被害を乗り越え再開校

本養成学校は、2013年11月に同国を襲った台風30号により壊滅的な被害を受けましたが、
現地支援団体などの支援を受けながら再建に取り組み、2015年2月に再開校することができました。
再開校式典には67名の生徒が元気な姿で出席しました。

元気な姿で戻って来た生徒たち
再開校のニュースは、注目度が高く、メディアにとりあげられました。

卒業生たちの活躍

自動車整備士の最高国家資格であるNC-IVを135名が取得し、国内外で活躍中

2013年11月までに同国における自動車整備士の最高国家資格であるNC-IVを取得した卒業生135人を輩出し、卒業生たちは同国のみならず各国の自動車販売店や自動車整備工場でメカニックとして活躍しています。

第9回いすゞワールドサービス技能コンテスト(カテゴリーB)に出場し、二位に入賞

I-1グランプリに出場した卒業生

2014年11月に行われた“第9回いすゞワールドサービス技能コンテスト (I-1グランプリ)”に、フィリピンの販売会社で働く卒業生2名が現地予選を勝ち抜いて出場。カテゴリーB(低Euro国のグループ)で見事二位に入賞しました。

フィリピンの国内予選では、出場した36名のうち9名を卒業生が占めており、いすゞの同国におけるオペレーションの中でも本養成学校の存在は重要になってきています。

  • 年一回、世界各国/地域の優秀なサービススタッフ・メカニックを集めて技術力と知識を競う競技会。2014年は、世界31ヵ国が参加。
今後の取り組み

技術面を含む支援を継続することで、フィリピン自動車業界のみならず同国経済の発展にも貢献したいと考えています。

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