2015年08月
ニュースルーム

地域の自然環境保護による生物多様性保全の推進(株式会社ワーカム北海道)

自動車の試験業務を受託し、様々なテストコースを持つワーカム北海道(北海道勇払郡むかわ町)は東京ドーム92個分という広大な敷地を有しています。

この広大な敷地内には非常に豊かな自然が存在しており、これらの自然環境を守り続けるため、ワーカム北海道では周辺地域の皆さんとともに敷地内の自然環境保護活動を行っています。

清流「鵡川(むかわ)」を守るための活動

道内屈指の清流度を誇る鵡川を守るため、構内の調整池に砂防ダム※を設置して調整池の水を管理し、最終的に鵡川に流れ込む水質を維持しています。

また水源保全の一環として、むかわ町と相談して周辺地域在来種で水源維持に効果のあるミズナラを構内に植林し、豊かな森による豊かな水の保全にも取り組んでいます。

※砂防ダム:
小さな渓流などに設置される土砂災害防止のための設備。いわゆる一般的なダムとは異なり、土砂災害防止に特化したもの。

構内に設けられた砂防ダム

植林されたミズナラ

活動の成果

こうした活動により、構内では北海道の道鳥で絶滅危惧II類である丹頂鶴の飛来や水芭蕉の群生などを見ることができるようになっています。

飛来した丹頂鶴

水芭蕉の群生

今後の取り組み

今後もワーカム北海道は、構内の自然環境保全を通して地域の生態系保全に努めるとともに、地域の皆さんと一緒に生物多様性の保全を進め、豊かな鵡川町の自然を守り続ける活動を進めていきます。

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