2013年05月20日
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人とくるまのテクノロジー展2013出展概要

いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:細井行、以下「いすゞ」)は、5月22日(水)~24日(金)にパシフィコ横浜で開催される『人とくるまのテクノロジー展2013』(主催:公益社団法人自動車技術会)に、『「運ぶ」を支えるいすゞの環境シリーズ』をコンセプトに、商用車に求められる環境技術で社会に貢献するいすゞの取り組みをご紹介します。

主な展示内容は以下の通りです。

NO.  
1 いすゞD-COREシリーズエンジン<実機展示>
2 環境技術(ハイブリッド・CNG・ジメチルエーテル燃料車)<パネル展示>
3 みまもりくんオンラインシステム<実機展示>

いすゞD-COREシリーズエンジン

いすゞの「D-CORE」シリーズエンジンはこれからの時代のディーゼルエンジンのコア(core:中心、核心、重要な部分)となる、いすゞ独自の思想・技術・性能をそなえた、次世代高効率エンジンです。実機展示にてご紹介します。

【6UZ1-TCHエンジン】
 排気量9.8リッター、最高出力294kW(400PS)。燃費と動力性能を両立させた、パワフルかつクリーンなエンジンで大型トラック「ギガ」に搭載しています。電子制御式無段階可変容量型ターボとワンウェイクールドEGR等によるエンジン本体のポテンシャルアップと共に尿素SCRの追加装着により、燃費効率の良い回転域が広く、低回転域でも高いトルクを実現しつつポスト新長期排出ガス規制に適合しています。
【4HK1-TCHエンジン】
 排気量5.2リッター、最高出力177kW(240PS)。軽量・コンパクトで都市内配送向け中型トラック「フォワード」、中型バス「エルガミオ」に搭載しています。高圧・低圧2種類のターボを最適に制御する2ステージターボを搭載し、エンジンの全回転域で高効率なターボ効果を発揮します。環境性能と経済性能を両立したクリーンなエンジンで、尿素水を使用することなくポスト新長期排出ガス規制に適合しています。
【4JJ1-TCSエンジン】
 排気量3.0リッター、最高出力110kW(150PS)。小型トラック「エルフ」に搭載しています。2ステージターボを搭載し、エンジンの全回転域で高効率なターボ効果を発揮します。
 街中での配送に要求されるストップ&ゴーの多い走行を考慮しつつ、環境性能と経済性能を両立したクリーンなエンジンで、尿素水を使用することなくポスト新長期排出ガス規制に適合しています。

環境技術(CNG-MPI・ディーゼルハイブリッド・DME(ジメチルエーテル)燃料)

未来を担う石油代替エネルギー車として、大気環境汚染の原因である窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、非メタン系炭化水素(NMHC)の排出量が少なく、黒煙をまったく排出しないCNG(圧縮天然ガス)-MPI技術。省燃費・低公害車として、運転状況により自動でクラッチ断を行い、エンジンをアイドル状態で省燃費運転を行う"Smartグライド+e"を搭載したハイブリッド技術。将来的な代替燃料ニーズに備え、実用化に向け研究開発を推進しているDME(ジメチルエーテル)燃料技術の3つの次世代燃料車技術を展示パネルで紹介します。

みまもりくんオンラインシステム

「みまもりくんオンラインサービス」は車両の省燃費と安全運行の状況をリアルタイムに見えるようにする高度運行情報システムです。先進のクラウド型システムを採用しており、「安全運行サポート」「ECOドライブサポート」「車両位置お知らせサービス」などをオンラインで実現しています。実機にてシステムイメージをご紹介します。

以上

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