2010年03月26日
ニュースルーム

次世代小型ピックアップの開発主体をタイへ移管

いすゞ自動車株式会社(以下「いすゞ」)は、多様化する市場のニーズに対して、個々の市場単位に最適の商品と顧客に信頼されるサービスを提供するため、国内・海外市場での機能強化などビジネス形態の変革にグループを挙げて取り組んでおります。その第一弾としての「国内新営業統括会社(いすゞネットワーク)の 立上げ」(本年2月16日発表済) に続き、第二弾として、日本で進めてきました次世代小型ピックアップトラックの開発主体をタイに移管いたします。

いすゞはタイにおいて、1966年に商用車等の組立会社である泰国いすゞ自動車株式会社(以下「IMCT」)を設立し、ピックアップトラックのマザー工場として位置づけ、以降エンジン工場、鍛造工場、プレス工場などを現地に設立し、機能の拡充を図ってまいりました。これまで次世代ピックアップトラックの開発は日本主体で進めてきましたが、本年4月1日のIMCT新体制施行を機に、小型ピックアップ最大の市場であるタイヘ開発主体とその実現に必要な商品開発成果を移管し、商品開発の意思決定を現地で行うことで、よりスピーディーに市場ニーズに適した商品を市場に投入していきます。

IMCTを従来の小型ピックアップトラックの組立に加え、開発の主体を持たせることで次世代ピックアップトラックの開発をタイ国内において完結できるレベルまで高め、開発から商品投入に至るまでの意思決定の迅速化を図ることで、ピックアップトラックの競争力を強化してまいります。

以上

(IMCT概要)

(1) 名称 泰国いすゞ自動車株式会社(ISUZU MOTORS CO., (THAILAND) LTD.)
(2) 所在地 タイ国サムットプラカーン県パパデン市
(3) 代表者 伊藤一彦
(4) 事業内容 自動車製造
(5) 資本金 8,500百万バーツ
(6) 設立年月 1966年4月
(7) 大株主及び持株比率 いすゞモーターズアジアリミテッド(当社の100%子会社)64.43%
  • LinkedIn
  • X
  • LINE