いすゞ自動車株式会社(代表取締役社長:細井行、以下いすゞ)は、商用車用テレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」にドライブレコーダ等の新たな機能を追加し、全国のいすゞ系販売店において、12月20日より全国一斉に発売を開始致します。
本年5月31日にフルモデルチェンジし、新しく生まれ変わった「みまもりくんオンラインサービス」は、物流をサポートするツールとして好評を戴いております。一方、燃料価格の高騰、安全マネジメントの法規化など、物流を取り巻く環境は厳しさを増しており、「みまもりくんオンラインサービス」にも更なるサポート強化が求められておりました。
今回、「みまもりくんオンラインサービス」に、「インターネットドラレコ」や「ECO安全運転レポート」などの新たな機能を追加するとともに、「運行時間分析レポート」や「運転日報」に改良をほどこし、運行サポート機能の充実化を図りました。
いすゞは今後も「みまもりくんオンラインサービス」を通じ、安全と環境に配慮した輸送を支えていきます。
主な特長は以下の通りです。
「みまもりくんオンラインサービス」は、パケット通信網とインターネットを活用して、離れた場所を走行中の商用車と事務所を接続し、リアルタイムに車両の運行情報(燃費、CO2・NOx・PMの排出量、位置情報、ドライバーの運転操作情報など)を提供するシステムです。
〈新規追加機能〉
- 1インターネットドラレコ
- KYB(カヤバ工業)製ドライブレコーダ(商品名:クルマメ(DRE-100))と連携し、事故が起こった瞬間の画像をリアルタイムで携帯電話等に送信します。事故発生時の状況を、離れた場所にいる管理者が即座に確認することができます。
- 2ECO安全運転レポート
- 他社製車両含めた全ての商用車で出力が可能な、安全・省燃費運転状況を詳細に分析したレポートです。
- 安全、省燃費運転をそれぞれ5項目5段階で評価し、それらをレーダーチャートにて表現することにより、改善点を一目で判断できます。
- 3MY事故多発地点
- 顧客ごとに独自の事故多発地点を登録、車両に配信し、車両が登録地点にさしかかった際に音声警報を発することで、ドライバーに注意喚起を促します。
- 4輸送状況レポート
- 顧客事業所に所属する車両の配送等の進捗状況を一覧表示します。
〈サービスメニューの追加・改良〉
- 運転日報を改良し、車載機である「みまもりくんコントローラー」(以下、コントローラー)の操作による、実車/空車および高速道路/一般道路の切り替え状況を、運転日報に表示できるようになりました。
- 運行時間分析レポートを改良し、配送等の経由地数を、従来の20地点から50地点に増やして表示できるようにしました。
- 車両位置お知らせサービスの画面に「フリースクロール」機能を採用し、地図の操作性の向上を図ります。
- ※「フリースクロール」機能は、マウスの動きに連動して画面が動く機能です。
- 指定のカーナビを接続することで、高速道路/一般道路の切り替えを自動化が可能となりました。
- 「メンテ時期お知らせサービス」を改良し、いすゞ販売会社にてメンテナンスを行う場合、次のメンテナンス時期を、車両に自動配信できるようにしました。
- ウィンドウズVISTAに対応可能となりました。
- 〈年間目標販売台数〉
- 10,000台/年(国内)
初期導入価格
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87,330円/台 |
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月額使用料 | 945円/台 |
オプション インターネットデジタコ 温度お知らせ 運行軌跡 指定位置外ドア開お知らせ ドライブレコーダ本体 ドライブレコーダ解析ソフト |
28,000円(3年間パック) 525円 315円 315円 89,250円 210,000円 |
以上