2006年08月09日
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タイ開発能力の増強

いすゞ自動車(株)(以下、いすゞ)は、主要市場のひとつであるタイにおいて、ピックアップトラックの開発現地化を本格的に進め、多様化する市場ニーズに対応、タイムリーに商品化していくために、いすゞテクニカルセンターオブアジア(ITA)の開発力を強化する。本年12月にサムトプラカーン県に新社屋を竣工予定。新社屋には、現在3箇所に分かれている試作、実験、評価部門を統合すると共に、ベンチマーク施設を併設し、更なる開発効率の向上、品質向上を図っていく。

また、開発人員を1991年の設立当時の27名(日本スタッフ5名、現地スタッフ22名)から2006年には170名として、日本より車両装置設計、実験、評価、審査機能を移管し、アセアンにおける現地研究開発拠点の強化を図る。
いすゞは現在、日本、北米、中国、アジアの4地域に車両やエンジンの設計、評価、マーケティングなどを行う研究開発拠点を設置している。

ITAの概要は以下のとおり。

会社名 いすゞテクニカルセンターオブアジア (ITA)
Isuzu Technical Center of Asia Co., Ltd
所在地 6th Floor, 38Kor. Moo9 Poochaosamingprai Road, Samrong-Tai, Phrapradaeng, Samutprakan 10130, Thailand
設立 1991年12月
資本金 4,000万バーツ
出資比率 IMCT:51% IMA:49%
代表者 島本 文正
従業員 約170人
事業内容 アセアンにおける開発センター

以上

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