
いすゞ自動車(株)は、ワンボックス車『コモ』に、8人乗りの多目的ワゴン車を追加設定するとともに、バンおよびマイクロバスのガソリンエンジンを、平成13年ガソリン排出ガス規制に適合させ「優‐低排出ガス」の認定を取得するなどの改良を施し、6月12日より全国一斉に発売します。
『コモ』は、商用車に要求される利便性、経済性、安全性を満たす新しいワンボックス車として2001年に発売し、好評をいただいています。
今回の改良では、新車型として、フルキャブワンボックスのメリットである広大な居住空間を特長とした、使い勝手の良い8人乗り多目的ワゴン車を追加設定するなどの改良を実施しました。
主な特長は次の通りです。
- 1新車型として、フルキャブワンボックスのメリットである広大な居住空間を特長とした、使い勝手の良い8人乗り多目的ワゴン車を追加設定しました。
- 車両は、ロングボディ/標準ルーフを採用し、利便性のよい5ドア仕様としました。
- グレード展開は、標準LSと上級LGを設定しました。
- エンジンは、平成12年ガソリン排出ガス規制に適合し、国土交通省低排出ガス認定基準 「良-低排出ガス☆(25%低減)」を取得した、KA24型(2.4Lガソリンエンジン)を搭載しました。
- ワゴン車専用仕様による良好な乗り心地を実現しました。
- シートには、多彩なアレンジができるマルチシートスライド(3列シート)を採用しました。また、シート表皮には撥水性に優れるカブロン素材(スウェード調クロス仕様もオプションで設定)、リアフロアマットには撥水性仕様のビニールクロスをそれぞれ採用し、機能的な室内空間としました。
- 2バンおよびマイクロバスのガソリンエンジンを、平成13年ガソリン排出ガス規制対応済の低排出ガス仕様に統一しました。このエンジンは、国土交通省低排出ガス認定基準「優‐低排出ガス ☆☆(50%低減)」を取得しています。
- 3バン系車両に、NOx・PM法に適合したディーゼルターボエンジン車(2WD、MT車)を追加設定しました。このエンジンは触媒システムを採用し、各自治体の条例にも適合しています。
なお、『コモ』は、日産自動車(株)の「キャラバン」をベースに、OEM (相手先ブランド供給) 契約に基づきいすゞ自動車に供給されています。
<目標販売台数> 「コモ」シリーズ全体で 1,800台/年
<「コモ」 東京地区希望小売価格>
車型 | エンジン | 定員 | トランス ミッション |
主な仕様 | グレード | 東京地区 希望小売価格 |
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TA-JQE25 | KA24DE(良) | 8人 | 4AT | ロングボディ、ワゴン、2WD | LG(*) | 2,658,000円 | |
LS | 2,560,000円 | ||||||
LC-JVPE25 | KA20DE(優) | 3人 | 4AT | ロングボディ、バン、2WD | LD | 1,758,000円 | |
LC-JDQGE25 | KA24DE(優) | 12人 | 4AT | スーパーロング、マイクロバス、2WD | LS | 2,354,000円 | |
KG-JVWE25 | ZD30DDTi | 3/6人 | 5MT | ロングボディ、バン、2WD | LD | 1,943,000円 |
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