いすゞ自動車(株)は、四輪駆動車 「ビッグホーン」の生産累計100万台達成〈*〉を記念し、「LS」グレードをベースに、内外装ともに充実した仕様・装備を施した特別仕様車 『LSフィールドスター』 を設定し、2月5日より全国一斉に発売する。
〈*初代「ビッグホーン」誕生(1981年)以来の輸出を含む生産累計台数。
1999年10月末達成(所要年月17年8ヶ月)。〉
またあわせて、「ウィザード(4WD)」 のガソリン車にも改良を施し、2月5日より全国一斉に発売する。
「ビッグホーン」 は1981年3月に生産を開始、同年9月に新時代感覚の小型四輪駆動車「ロデオ ビッグホーン」 として日本国内での販売を開始した。(1984年より現行名「ビッグホーン」に変更。) また同年より、海外への輸出も開始している。
1991年には現行型へのフルモデルチェンジを実施。さらに、1998年には直接噴射式ディーゼルエンジン (4JX1-TC型)を搭載し、乗用車カテゴリー(直接噴射式ディーゼルエンジン搭載)では日本で初めて長期排出ガス規制に適合するなど、オンロード、オフロードそれぞれの走行性能に優れ、車両そのもののポテンシャルが高い本格的四輪駆動車として、各方面より高い評価を戴いている。
また現在、北米、オーストラリアをはじめとする世界100ヶ国以上に輸出をしており、同様に高い評価を戴いている。
今回設定した特別仕様車 『LSフィールドスター』 は、シンプルな装備を持つ 「LS」グレード をベースに、外観は上品さを加味し見栄えを向上させたほか、内装は実用面での価値ある装備を充実させた。
またベース車に同様の特別装備を施した場合に比べて、約25万円お買得な価格設定とした。「LSフィールドスター」の主な特長は次の通り。
- <外観>
- 1足元を引き締める、スタイリッシュな新デザインの12本スポークアルミホイールを採用した。
- 2バンパービルトインタイプのフォグランプを装備した。
- 3ボディカラーは4色(2トーン)設定した。またドアサッシの色をブラックにした。
- 4左右のリアクウォーターに 「FIELDSTAR」 専用デカールを採用した。
- <内装>
- 1本革巻きステアリングホイールを採用した。さらに運転席・助手席ともに、肘掛けおよびシートヒーター付きのキャプテンシートを採用した。
あわせて「ウィザード(4WD)」ガソリン車に、ラジエターグリルのボディ同色化、LSD(リミテッド・スリップ・デフ)の標準装備など、仕様・装備の向上を中心とした改良を施した。
<ビッグホーン LSフィールドスター 販売予定台数>150 台
ビッグホーン LSフィールドスター 全国統一希望小売価格 (消費税含まず)
ボディタイプ | エンジン | 乗車定員 | ミッション | 全国統一希望小売価格 |
---|---|---|---|---|
ロング | ディーゼル | 5人 | 4A/T | 2,780,000円 |
5M/T | 2,623,000円 |
<ウィザード(4WD)ガソリン車 目標販売台数> ウィザードシリーズ全体で 1,500台/月
ウィザード(4WD) ガソリン車 希望小売価格 (消費税含まず、単位:千円)
グレード | ミッション | 東京 | 札幌 | 仙台 | 名古屋 | 大阪 | 広島 | 福岡 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイプx | 4A/T | 2,626 | 2,700 | 2,663 | 2,659 | 2,673 | 2,684 | 2,687 |
<参考>
『ビッグホーン LSフィールドスター』 とベース車(LS)の相違点は次の通り。
項目 | ベース車LS | 特別仕様車LS フィールドスター |
備考 | |
---|---|---|---|---|
エクステリア | フォグランプ | - | ● | バンパービルトインタイプ |
ホイール | スチール | アルミ | 12本スポーク | |
ドアサッシ | ボディカラー同色 | ブラック | ||
「FIELDSTAR」デカール | - | ● | 左右リアクウォーター | |
ボディカラー | モノトーン3色 | 2トーン4色 | ・ライトシルバーメタリック/ムーンミストグレーメタリック ・ アルパインホワイト /ライトシルバーメタリック ・ エンパイヤブルーマイカ /ライトシルバーメタリック ・ フォックスファイヤーレッドマイカ/ライトシルバーメタリック |
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インテリア | フロントシート | 標準 | シートヒーター付キャプテンシート | 運転席&助手席ともシートヒーター&肘掛け付き インテリアカラーはグレーのみ |
ステアリングホイール | ウレタン | 本革巻き |
その他装備についてはベース車LSと同様です。