いすゞのブランドマネジメント
いすゞは、ブランド発信の一貫性強化およびブランド価値毀損の防止を目的として、全社的なブランドマネジメントに取り組んでいます。
ガイドラインおよび社内インフラの整備
いすゞでは、経営理念体系「ISUZU ID」に基づき、ブランドの在り方や表現手法を明確化したブランドガイドライン「ISUZU BRAND IDENTITY SYSTEM(I.BIS)」を策定しています。さらに、イントラネット上に「オンラインブランドセンター」を設置し、ブランド関連情報や各種ツールの提供や問い合わせ対応を行うとともに、ブランド素材のデジタルアセット管理システムを導入して全社的な活用とブランド表現のクオリティ向上に努めています。また、ブランドイメージの一貫性を維持するため、いすゞブランドを象徴するグラフィック要素「ダイナミックフロー」を開発し、さまざまなクリエイティブ制作に適用しています。

社名の由来である五十鈴川と「安心×斬新」をモチーフにしたグラフィック。パーパス、ビジョンを基に、「運ぶ」を支え続けながら、「安心×斬新」のアプローチで世界をリードすることで、地球の「運ぶ」を創造する姿を表現しています。
*安心ライン…「運ぶ」を支え社会の基盤をつくることで築き上げてきた、揺るぎない信頼を表す水平のライン
*斬新ライン…大胆にしなやかに未来を切り拓き、地球の「運ぶ」を創造していくことを表すフローライン
体制
ブランドマネジメント体制強化の一環として社内にブランド事務局を設置し、各部門の発信担当者と連携を図っています。コーポレートブランドに関する各種発信については、事前申請を必須とするルールを運用し、表現の妥当性やコーポレートシンボルの適正使用について事務局が審査・確認を行っています。
また、全社員を対象としたeラーニングや役員向けワークショップなどを通じ、ブランド意識の浸透にも注力しています。今後は、こうしたブランドマネジメントの仕組みを国内外のグループ会社にも展開し、いすゞグループ全体のブランド価値向上に向けて、グローバルで統一された管理体制の構築を推進してまいります。