1999年12月24日
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いすゞ、中国建国50周年を記念し、中国政府に車両50台を寄贈

いすゞ自動車(株)は、中華人民共和国建国50周年を祝って、中国政府に対し、いすゞ車50台を寄贈、12月22日に北京市天安門前広場と人民大会堂にて車両贈呈式を行った。
いすゞ自動車は1985年、四川省重慶市において現地との合弁で小型トラック生産を開始した。 現在、重慶、江西の生産拠点を中心に、年間約5万台の小型トラック(日本名エルフ)やピックアップトラックを生産しており、五十鈴(いすゞの現地名)ブランドのトラックは、絶大な評価と信頼を得ている。
また、30年以上にわたる、外資の自動車企業として最も長い中国ビジネスの歴史を持ついすゞは、中国中央政府とも良好な関係を築いている。
昨年12月に朱 鎔基首相といすゞの関 和平代表取締役会長が北京で会談した際、長年にわたる中国政府の支援に対する感謝の印として、中国建国50周年と五十鈴に因み、いすゞ車50台の政府への寄贈を関会長が申し出たところ、朱首相の快諾を得、今回の贈呈式となった。
12月22日に催された車両贈呈式には、いすゞより、稲生 武代表取締役社長、中国政府来賓として、汪 光寿北京市副市長、梁 中国国際友好連絡会副会長らが出席し、天安門前広場に並べられたトラック、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)を前にテープカットを行った。
引き続いて、人民大会堂内で行われた式典の中で挨拶した稲生社長は、建国50周年とマカオ返還に祝賀の意を表すとともに、長年にわたるいすゞへの協力に対し、謝意を述べた。
今回、政府に寄贈した車両50台の内訳は、大型ダンプ車20台、大型ミキサー車10台、ピックアップトラック10台、SUV2種10台である。 これらの車両は今後、中国国内各地で官公庁用車両として使用される。

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