いすゞは現在、次世代のアジアカー(Asian Utility Vehicle:アジア向け多目的車)の開発を進めている。いすゞとGMは、この車を「160プロジェクト」として、両社の連携のもとにアジア地域のみならず、グローバルに展開していくこととした。
今回の160プロジェクトの推進にあたっては、
- GMの既存生産設備の活用(いすゞベースの1・ピックアップトラックの生産拠点など)。
- GMグループの流通、販売網の活用。
- 部品、コンポーネントの共通化(他のGM共同プロジェクトなどと)。
など、幅広い協業体制の構築により、低コストで信頼性の高い多目的車の実現を目指している。
いすゞは、1991年にインドネシアにおいてアジア地域専用車として、アジアカーの販売を開始し、1997年からは、フィリピンにおいても販売を開始した。 アジアカーは、乗用車的用途から貨物運搬までこなせる文字通りの多目的車として、価格も手頃なため好評を得ている。これをさらに発展させ、新規開発した次世代の多目的車は、主に発展途上地域において、エントリーレベルの多目的車として、現地の自動車を取り巻く環境改善と、モータライゼーションの近代化への貢献が期待されている。
投入想定地域 | 世界の開発途上地域 |
---|---|
生産場所 | インドネシア フィリピン他 世界各地のいすゞベースピックアップ生産組立向上の活用を検討中 |
販売チャネル | いすゞ/GMチャネル |
商品概要 |
|
展示車仕様 | 全長 4500mm 全幅 1730mm 全高 1830mm |