いすゞ自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長COO:南真介、以下「いすゞ」)は、藤沢工場(神奈川県藤沢市)の構内を走る循環バスとして、国内初のバッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス「エルガEV」の運行を開始しました。2050年までに事業活動から直接排出される温室効果ガス(GHG)ゼロを目指し、工場におけるカーボンニュートラル(CN)化に取り組んでおり、この一環として、CO2を排出しないエルガEVを構内循環バスとして採用しました。
いすゞは、決められたルートを走行することの多い路線バスにおいては、CN対応の動力源としてBEVが有力な選択肢の一つであると考えています。商品ラインアップに新たにBEVを導入することでCNの実現に貢献しようと、今年5月にエルガEV*を発売しました。
構内循環バスとして使用されるエルガEVの外装には、フルフラットフロアという特徴を乗客のシルエットで示すデザインを採用しました。藤沢工場で働く従業員約6,000人の日々の移動手段として活用します。
将来的には、通勤バスとして藤沢工場やいすゞプラザとその最寄り駅である湘南台駅との往復運行での利用も検討しています。排気ガスを出さず音も静かで街にやさしいバス、そして未来の公共交通を体現する車両として、地域の皆さまにもエルガEVを身近に感じていただきたいと考えています。
これからもいすゞは、お客さまや社会をはじめ、あらゆるステークホルダーが抱える課題を解決するソリューションを提供し、CN社会の実現に向け、未来の人々の豊かな暮らしに貢献してまいります。
*一部車型(ショートホイールベース・都市型モデル)を5月28日に発売。プレスリリース「いすゞ、国内初のBEVフルフラット路線バス「エルガEV」を発売 ~公共交通におけるカーボンニュートラルの実現を目指して~」(2024年5月28日)
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