2003年10月17日
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いすゞ「環境報告書 2003」を発行

いすゞ自動車(株)(以下いすゞ)は、2002年度の環境保全への取り組みと成果をまとめた「環境報告書 2003」を発行した。いすゞ「環境報告書」は、1999年度から毎年発行され、今回で第5号目となる。

今回作成した「環境報告書 2003」では、いすゞの環境保全への取組みを、親しみやすく、分かりやすく伝えることを目指した。
具体的には、2002年度の国内を中心とした環境保全への様々な取り組みを、【ハイライト】【環境に配慮した製品づくり】【環境に調和した工場づくり】【環境マネージメントシステム/物流】【社会性報告】の各テーマに分け、それぞれの活動実績をデータやグラフを用いて詳細に報告している。

「環境報告書 2003」の主な内容・ポイントは次の通り。

  1. 1環境に配慮した製品づくり
ディーゼルエンジンおよび車両開発では、環境負荷の低減に向け燃費、排ガスの改善などを重点課題として、取組みを推進した。その成果として2002年6月に、平成15年排出ガス規制を先取りした小型トラック『エルフKR』を発売した。
  1. 2環境に調和した工場づくり
生産部門では、国内4工場は2000年3月までにISO14001の認証取得を完了しているが、海外においても2002年8月、米国のディーゼルエンジン生産会社、ディーマックスリミテッドが認証取得したことにより、海外主要5工場の全てで認証の取得が完了した。
また、2001年度に達成した「全工場ゼロエミッション」をさらに推し進め、「1工場あたり廃棄物最終処分量1ヶ月1トン以下」の新目標を設定し活動を開始した。
  1. 3社会性報告
お客様の省燃費と安全運行をサポートする運行診断システム「みまもりくん」を、2002年1月から運用開始し、燃費では平均約15%の改善を達成した。
  1. 4環境会計
2002年度の環境保全コストは総額で、約174億円となった。使用段階の環境負荷を低減するため、排出ガス規制を先取りした「ELF-KR」の開発など、製品の研究開発コストに最も多く投入した。

なお「環境報告書」は、これまでの発行分を含め、弊社ホームページ(※)に掲載し、広く一般の方々に向けた情報発信を行っている。

この件に関するお問合せ及び資料請求は、
いすゞ自動車(株)プログラムマネージメント部 環境推進グループ(TEL:03-5471-1345)までお願い致します。

以上

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