2025年04月09日
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いすゞ「エルガEV」が「大阪・関西万博」のシャトルバスとして運行開始

いすゞ自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長COO:南真介、以下「いすゞ」)が昨年5月に発売したバッテリーEV(BEV)路線バス「エルガEV」が、4月13日(日)に開幕する「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」において、バス事業者3社が運行するシャトルバスとして採用され、運行を開始します。

(左から)(上から)Osaka Metro、南海バス、
阪急バスのエルガEV

大阪・関西万博では、「持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献」を目指すものの一つに掲げています。エルガEVは、いすゞが公共交通におけるカーボンニュートラル(CN)の実現を目指すために開発した商品であり、走行中の環境負荷を軽減するとともに、バス事業者の脱炭素化への取り組みにも貢献します。国産BEVバスに対する社会の期待が高まるなか、このたび、大阪市高速電気軌道株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:河井英明、以下「Osaka Metro」)、南海バス株式会社(本社:大阪府堺市、取締役社長:鈴木一明、以下「南海バス」)、阪急バス株式会社(本社:大阪府豊中市、代表取締役社長:三田和司、以下「阪急バス」)に、エルガEV計29台が納車され、開催期間中(4月13日~10月13日)、JRゆめ咲線 桜島駅~大阪・関西万博会場のシャトルバスとして運行を始めます。

エルガEVは、いすゞが長年のバス開発で培った知見をベースに、乗客・ドライバー、さらに国内の道路事情に配慮して開発した最新の国産路線バスです。BEVがもたらすシームレスな加速感と低騒音・低振動により、乗客・ドライバーの快適性を向上させています。また、リアアクスルの左右それぞれにモーターを内蔵した「インアクスルモーター」を採用することで、国内初となる車内フロアのフルフラット化を実現しました。車内事故を抑止し、乗客の安全性と利便性の向上に貢献します。

これからもいすゞは、「地球の『運ぶ』を創造する」をPURPOSE(使命)に、エルガEVを通じて国内のBEV路線バス市場をさらに開拓し、公共交通における課題を解決するソリューションを提供することで、未来の人々の豊かな暮らしに貢献してまいります。

以上

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