いすゞ自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長COO:南真介、以下「いすゞ」)は、ロシアでの事業の継続性について多角的に検討した結果、ロシア子会社、いすゞルス(以下「ISZR」)の株式を7月12日付でロシアの自動車メーカー、Sollers Public Joint Stock Company(本社:ロシア連邦 モスクワ市、General Director:N.A. Sobolev、以下「ソラーズ」)に譲渡しました。今後は、ソラーズにて、お客様へのアフターサービスが継続されることとなります。
ISZRは昨年3月、事業活動に必要な諸環境が整わず、操業を停止。不透明な事業環境が続き、操業の再開が見通せないことから、事業譲渡することを決定したものです。
いすゞは、2007年にロシアに拠点を設立して以降、同国で商用車を製造・販売し、アフターセールスサービスを提供してきました。譲渡先の検討にあたっては、お客様へのアフターサービスの継続と、ISZR従業員の雇用の維持を最大限に考慮し、慎重に進めてきました。
なお、本事業譲渡に関する当社業績への影響については、5月に発表した2024年3月期の連結業績予想に織り込んでいます。
<いすゞルスの概要>
社名 | いすゞルス(ISZR) |
---|---|
所在地 | ロシア連邦 ウリヤノフスク州 |
設立 | 2007年8月 |
資本金 | 5億5,000万ルーブル |
出資比率 | いすゞ自動車株式会社 74%、双日株式会社 26% |
代表者 | Fabrice Jean-Francois Gorlier |
従業員 | 211人(2023年6月末時点) |
事業内容 | いすゞ車両の輸入・組み立て・販売・アフターセールス |
以上