2004年01月09日
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自動車メーカー8社、シュレッダーダストリサイクル推進のために新たな提携

いすゞ自動車株式会社
スズキ株式会社
日産自動車株式会社
日産ディーゼル工業株式会社
富士重工業株式会社
マツダ株式会社
三菱自動車工業株式会社
三菱ふそうトラック・バス株式会社

いすゞ自動車、スズキ、日産自動車、日産ディーゼル工業、富士重工業、マツダ、三菱自動車工業ならびに三菱ふそうトラック・バスの8社は、自動車破砕残さリサイクル促進チーム「ART (Automobile shredder residue Recycling promotion Team、呼称:エイ・アール・ティー)」を結成することに合意した。

「ART」は、2005年1月から本格施行される「使用済自動車の再資源化等に関する法律(自動車リサイクル法)」に従って、自動車メーカーが引取り、リサイクルすることが義務付けられる特定再資源化物品のうち、シュレッダーダスト(自動車破砕残さ)について、そのリサイクルを適正、円滑かつ効率的に実施する仕組みの重要な一部として構築したチームである。
即ち、8社の自動車メーカーがシュレッダーダストを引取ってリサイクル・処理するまでの一連の業務の中で、「ART」は企画業務を担うことになる。具体的には、8社の合議機関として運営委員会を設置し、リサイクルのノウハウを有する複数の商社とも連携しながら、シュレッダーダストの引取基準の設定、指定引取場所の検討、リサイクル方法の検討等を行っていく。
また、物流管理、再資源化業者/最終処分業者の管理や再資源化・処理料金の支払いなどの実施業務については、当該業務に関するノウハウのある商社等へ委託することによって、業務の効率化を図る。

今回の提携は、各自動車メーカーの判断の下に結ばれたものであり、昨年6月以来7ヶ月間に及ぶ周到な検討を通して決定したものである。この新しいパートナーシップは、8社の強みを最大限に引き出し、非常に競争力のあるものとなる。「ART」は、法要件を遵守しながら、業務の効率化等による費用の軽減に向けて、透明性を確保した活動を行っていく。チームメンバーの構成についてはフレキシビリティを持たせ、その時々の状況等に応じ、自由に参入・退出できることにしている。また、チームリーダーは、「ART」参加メンバーで協議の結果、日産自動車が担当することとした。

この新しい提携に伴い8社がまとまることにより、各社がこれまで培ってきたリサイクルの知恵を集結し、そこに商社のノウハウを取り入れることが可能となる。また、各社のシュレッダーダストをまとめることによりスケールメリットが期待できる。従って本提携は、それぞれの自動車メーカーが単独でシュレッダーダストの引取り及びリサイクルを実施する場合よりも、大きな効果をもたらすこととなる。

以上

お問い合わせ先:
いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:井田 義則)
TEL:03-5471-1138(広報部)
スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市高塚町 社長:津田 紘)
TEL:03-5473-1601(東京支店 広報グループ)、053-440-2030(本社 広報グループ)
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)
Tel: 03-5565-2141(グローバル広報・IR部)
日産ディーゼル工業株式会社(本社:埼玉県上尾市 社長:仲村 巖)
TEL:048-726-7601(広報室)
富士重工業株式会社(本社:東京都新宿区西新宿 社長:竹中 恭ニ)
TEL:03-3347-2029(広報部)
マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町新地 社長:井巻 久一)
TEL:03-3508-5056(国内広報部)
三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区港南 社長:ロルフ・エクロート)
TEL:03-6719-4274(広報部)
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:東京都港区港南 社長:ヴィルフリート・ポート)
TEL:03-6719-4821(コミュニケーションチーム)

自動車破砕残さリサイクル促進チーム
「ART (Automobile shredder residue Recycling promotion Team)」
TEL:03-3288-3020

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