大型バスにおいて、融雪剤を多く使用される地域での走行等により、フロントショックアブソーバの取付け部が腐食することがある。そのため、適切な点検整備がなされずにそのまま長期間使用を続けると、腐食が進行し、当該部が折損しパワステピニオンシャフト部と干渉し、最悪の場合、ピニオンシャフトが折損し、ハンドル操作が不能となるおそれがある。

使用者に点検整備の必要性について周知するとともに、ショックアブソーバを点検（無料）し、異常がある場合は、使用者に整備を依頼する。