いすゞ自動車
The 40th Tokyo Motor Show 2007
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トップメッセージ
  続いて、いすゞの環境先進技術をご紹介します。技術展示に関しては環境性能と経済性能をより高度な領域へ到達させた次世代高効率エンジン『D−CORE』シリーズ、そしてPM、NOxを浄化する後処理技術を出品しました。
  『D−CORE』シリーズでは、ディーゼルエンジンに求められる「環境性能」と「経済性能」を両立すべく、「燃焼最適化技術」「排出ガス後処理技術」「電子制御技術」を統合、同時実現することにより、排気量あたりのパワー・トルクを可能な限り高めるとともに、軽量・コンパクト化を追及、燃費・重量などエンジンに求められる性能を根本から引き上げることに成功しました。
各国の環境規制の対応にあたっては、エンジン本体の環境性能を高め後処理の負荷を極力少なくすることが肝心です。これまでの、研究成果として「次世代尿素SCR」を参考出品しました。世界を見据え実用的な環境対応技術をエンジン本体とあわせ開発していきたいと考えています。
  今後、欧州、北米、日本とも排出ガスの規制はさらに強化されます。今、商用車やディーゼルエンジンの業界では「環境」「省資源」「低コスト」という観点からビジネス環境や競争環境がさらにドラスティックに変化するのではないかと言われています。ターボやコモンレールやEGR、後処理デバイスの追加などもありディーゼルエンジンの価格は年々上昇傾向にあります。環境性能を達成できても、強みである経済性能が損なわれては、ディーゼルエンジンの未来は描けません。先進技術を培いながらも「コストの問題」これをなんとしても解決していきたいと考えています。

  その他、経済性、安全性を高める独自のトランスミッションスムーサーシリーズ、ソフトウエアとしては、ドライバーの運転技術をサポートし燃費の改善に寄与する『みまもりくんオンラインサービス』など、グローバルライフパートナーとして皆様の豊かな暮らし創りに貢献する商品の数々を出品しています。

  私たちは、商用車とディーゼルエンジンのグローバルリーディングカンパニーを目指しています。そのなかで、常に最新の技術、世界を見据えお客様のためになる商品を提供していくことが私たちに課せられた使命と考えています。これからも豊かな生活を支える物流に貢献する商品・サービスを提案していきたいと思います。
「グローバルライフパートナー」、世界中の「運ぶ」を支えるため、世界の暮らしに「不可欠な存在」となるために、私たちはこれからもさらにチャレンジを続けていくことをお約束していすゞ自動車からのプレスブリーフィングとさせていただきます。

以上


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