トップメッセージ

第42回東京モーターショー プレスブリーフィング

安全は「運ぶ」を支える上で最も重要なテーマです。先進視覚サポート技術である「VAT」は、ミリ波レーダーや各種センサーを駆使して、事故の危険を早期に可視化し、ドライバーの認知、判断、操作をサポートします。車両姿勢制御システム「IESC」は安定した車両姿勢を維持し、危険回避に貢献します。今回はシステムの技術展示とともに、両システムを搭載した新型ギガトラクタも是非ご覧ください。

また、特にバス乗降客の確認や左折時の巻き込み防止などの視覚サポートとして、車両上部に4つのカメラを配置した全周囲モニタシステムも今回技術展示いたします。

いすゞが提供している高度運行情報システム「みまもりくん」も今年10周年を迎えました。2001年に省燃費運転につながる運行診断システムとして誕生し、2004年には車両状態や車両位置確認をリアルタイムで可能にした「みまもりくんオンラインサービス」へと進化。装着車両累計は45,000台にのぼります。

ドライバーに省燃費運転を促し、排出ガスを減らすことは環境保全にもつながり、また、省燃費運転という丁寧な安全運転により、事故の可能性を少なくする効果も期待できます。

東日本大震災後には、みまもりシステム搭載車両の走行履歴データを地図上に集約し、毎日、トラック走行実績MAPをインターネット上で提供いたしました。このMAPでは大型・小型別でトラックの走行実績を確認することができ、運行ルート設定の参考にしていただきました。

いすゞはこの11月に中期経営計画を発表いたしました。景気不透明感はあるものの、新興国での潜在需要ポテンシャルは高く、いすゞは新興国に軸足を置いた成長戦略を展開してまいります。そのためには、従来から進めている『低環境負荷商品』に加え、『新興国市場最適商品』を同時に展開することでグローバル市場でのお客様のニーズにも積極的に対応していく所存です。

これからも日本、そして世界の暮らしのそばで「運ぶ」を支えてまいります。今後とも我々いすゞ自動車への応援をよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

以上

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