安全性 / 運転操作性
本ページの画像は路線バスです。
安全性
道の先を照らし出す数々の装備が、安心・安全の運行をサポート。
ドライバーステータスモニター(DSM:Driver Status Monitor)
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ピラー下部に設置されたカメラが、つねに運転中の乗務員の状態をモニタリング。乗務員の居眠り・眠気、脇見を検知すると、運転席のシートバイブレータが作動し、乗務員へ警告。乗務員の姿勢崩れの場合は、運転席のシートバイブレータが作動、およびEDSSスイッチ(赤色LED)が点滅して注意喚起。設定時間内に乗務員が応答しない場合は、ドライバー異常時対応システム(EDSS)が作動します。EDSSは、運転席/客席押しボタンでも作動します。
*自車速25km/h以上で作動します。運転中、乗務員の状態を
モニタリングする専用カメラ -
乗務員の脇見・閉眼・運転姿勢の検知を妨げない位置にカメラを設置
ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)
走行中の乗務員に異常が発生した際、運転席もしくは車内の非常ブレーキスイッチを押すことで制動を開始し、速度を段階的に低下させ停止します。車内では赤色フラッシャーの点滅、音声アナウンスで乗客に伝達。また周囲にはホーンを鳴らし、ストップランプとハザードランプを点滅させて異常を知らせます。
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乗客から乗務員の状態が確認できるクリアタイプの仕切を標準採用
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運転席スイッチは乗務員自身が操作しやすい位置に設置
(ステアリングポストとホイールパーキングレバー間)
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赤色フラッシャーが点滅
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客席スイッチ(内蔵ランプが点滅)
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運転席スイッチ(内蔵ランプが点灯)/解除スイッチ
DSMによるドライバー異常自動検知システム(DSM+EDSS)作動イメージ
車内アナウンス
- 作動時
- 「緊急停止、おつかまりください。Hold Handrail」
- 停止後
- 「非常ブレーキが作動しました。駐車ブレーキをかけてください。警察、救急に連絡してください。
Emergency stop. Apply the parking brake. Call police and ambulance」
バックカメラ&モニター
保安基準改正に基づき、新法規に適合したバックカメラ&モニターを標準装備。後退時の安全確認に役立ちます。
オートライト
周囲の明るさに応じてヘッドランプ等を自動的に点灯・消灯するオートライト機能を採用。
LEDヘッドランプ ※LOWビームのみ
夜間の視認性がさらに向上するLEDヘッドランプを採用。省電力かつ長寿命のため、メンテナンス性も向上しています。
LEDストップ&テールランプ
視認性の高いLEDストップ&テールランプを採用。EDSS作動時には点滅し、周囲へ異常を知らせます。
衝撃吸収ステアリングシャフト&ホイール
正面から強い衝撃を受けた際に、移動・変形することで衝撃を和らげます。
ELR3点式シートベルト(運転席)
乗務員の身体を最適な位置で固定できる4段階アジャスタブル・シートベルト・アンカーを装備。万が一の事態でも身体を確実にシートに保持し、安全に貢献します。 また、乗務員の異常を検知した際に作動するバイブレータ機構をシート座面に内蔵しています。
運転操作性
乗客の安全と快適さを約束するプロフェッショナルのための運転環境。
ラウンドフォルムコックピット
スイッチ類を集約し操作性を追求したラウンドフォルムコックピットにより、さらに快適な運転を実現します。
LEDインパネメーター
アプローチ/デパーチャアングル&タイヤ切角
縁石や坂道など注意が必要な場所での運転負担軽減に貢献します。
ホイールベース | N(5,300mm) | Q(6,000mm) |
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最小回転半径 | 8.3m | 9.3m |
直角カーブ所要道路幅 | 6,000mm | 6,400mm |
タイヤ切角(内側/外側) | 53°/38.5° | |
❶ 最低地上高 | 130mm | |
❷ アプローチアングル | 9.6° | |
❸ デパーチャアングル | 8.4° | |
❹ ランプアングル | 10.7° | 9.4° |