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プレイズム導入事例

地元はもちろん遠方でも、
当社の物流品質を支えてもらっています。【事例紹介:岩手東邦運輸倉庫株式会社】

東北エリアを網羅するみちのくネットワーク

今年、創業70周年を迎える東邦運輸倉庫株式会社。同社は「最善な物流サービスの提供」を経営理念として掲げ、東北6県にグループ会社、協力会社を配置し、独自に保管・配送網「みちのくネットワーク」を構築。東北屈指の物流企業グループを形成してきた。

岩手東邦運輸倉庫株式会社の前身となる盛岡営業所が開設されたのは1963年のこと。その後、東北三県(秋田、青森、岩手)の中心的な物流拠点として役割を果たす中で子会社化。現在は、多品種・小口・広範囲の輸配送が多い北東北エリアにおいて、食品、住宅設備、建設資材、事務・オフィス資材など、多岐にわたる貨物を取り扱っており、地域に密着した効率的な物流サービスを提供している。稼動する車両は、1日約100台(協力会社含む)。倉庫は、県内17カ所で運営しており、顧客の多様な保管、配送ニーズに応えている。なお、ドライバーをはじめとする従業員の確保、車両や設備の拡充は、必ず拠点のある地元で行うという。

「地域の雇用促進、経済的な発展に貢献することも、当グループの重要な使命だと考えています」

と東邦運輸倉庫の専務取締役、黒川敬之氏は語られた。

代表取締役 黒川 久 氏

会社概要
会社名:岩手東邦運輸倉庫株式会社
所在地:岩手県盛岡市羽場10-1-3
設立年月日:1976年
代表者:代表取締役 黒川 久
従業員数:84名
保有車両台数:42台

本社(岩手県盛岡市)

東邦運輸倉庫は今年で創業70周年

グループを挙げて物流品質を向上

東邦運輸倉庫株式会社 専務取締役 黒川 敬之 氏

こうして長年培ってきた知識と経験を活かし「物流のコンビニ」として、東北全域の物流をカバーする多様なサービスを展開してきた東邦運輸倉庫グループ。また、黒川専務は、質の高い物流サービスを提供することで、顧客との信頼関係を築き上げてきたと話す。

「当社は独自に品質管理部を設けており、各部門・拠点、グループ会社の品質責任者が集まって『品質大会』を開催しています。活動状況や成果、課題、目標などを共有化し、定期的に監査も実施。つねに物流品質の改善策を講じてきました。また、物流品質をPPM(パーツパーミリオン)という単位できめ細かく管理。誤出荷や誤配などの再発防止に効果を上げています。さらに、お客様の要望やクレームに対するレスポンスの早さも当社の強みと言えるでしょう」

なお、岩手東邦運輸倉庫では、小集団活動を継続的に実施する中で現場を活性化し、物流品質を向上させてきたそうだ。社員一人ひとりの意識を高め、活発に議論できる現場をつくることが大切だという。実際に同社の現場の対応力は非常に高く“東北エリアなら、東邦運輸倉庫に依頼したい”という顧客が増えている。

いすゞの全国拠点を活用
遠隔地での故障も安心

物流品質の向上に取り組む同社にとって、車両の安定稼動は最も優先される事項の一つである。顧客からお預かりした商品を安全確実にお届けするには、運行中に車両を止めてはならないからだ。

そこで同社が注目したのが、車両のコネクト化によって、より安定した稼動を実現できる、いすゞのプレイズムだ。エンジンやDPDをはじめ、消耗品類の状況も把握できる、いすゞ車の自己診断機能を高く評価しているとのこと。車輌営業部、部長代理の金澤正明氏にプレイズムについて、お話を伺うことができた。

「この間も、いすゞ自動車東北(盛岡支店)からDPDがやや不調だと連絡をいただいたところです。ドライバーに確認すると、たしかに、DPDの再生時間が少し伸びているという報告を受けました。毎日乗務するドライバーですら、故障か否か判断が難しいときがあります。その点プレイズムなら故障の予兆を確実に検知してくれるので安心ですね。おかげで、今回も故障する前に処置することでことなきを得ました。また最近は、DPDの状態をドライバーに伝え、点検時に清掃するように指示しています。つねに車両のコンディションが把握できると、ドライバーに的確な運行前点検や整備指示ができるので助かりますね」

また、関西方面などへの長距離輸送も多く、24時間、どこかで車両が運行している同社は、万一トラブルが発生しても、いすゞ自動車東北と情報が共有できているので安心だという。

「運行で一番困るのが遠隔地での故障です。緊急を要する故障と判断した場合は、直ちにいすゞ自動車東北に連絡。最寄りのいすゞ販売会社で応急処置を行っていただけるように手配してもらいます。その結果、現地で積荷を載せ替えることもなく、ドライバーも、その日のうちに無事に帰社。遠隔地で迅速に対応してもらえることもプレイズムのメリットだと思います」

実際に、今までに数回、現地の販売会社で入庫したことがあったそうだ。いずれも、大きなトラブルは回避されプレイズムの効果を実感しているという。

車輌営業部 部長代理 金澤 正明 氏

顧客の車両状態が把握できているので対応が迅速

自己診断機能、つながる整備体制に満足

「昔は、クルマ好きのドライバーが多かったので、ドライバー自身がメンテナンスをしたものです」

取締役常務執行役員の石川達也氏は、当時をこう振り返る。

「しかし、最近は車両がコンピュータで制御されるようになり、ベテランドライバーでも、車両の状態がわからないということも少なくありません。さらに、若いドライバーはメンテナンスが苦手だという者が増えています。だから、車両のコンディションを自己診断してくれる機能は、とてもありがたい。今の時代に合ったサービスですし、故障に対するドライバーのストレス解消にもつながっていると思います」

同社では、こうしたメンテナンスや日常点検についての理解を深めるため、いすゞ自動車東北に講師を依頼することもあるそうだ。

一方のいすゞ自動車東北では、満足いただけるアフターサービスを提供するため、営業・サービス・部品の各部門がお客様の車両情報を共有化。各部門が三位一体となって対応しているそうだ。例えば、部品(一部除く)は、午前中に発注すれば、その日の午後に納品される仕組みを構築。急を要する場合は、部品を保有する販売会社に車両を入庫してもらうなど、販売会社間の連携も強化している。このようにプレイズムでつながった整備体制について、石川常務はとても心強いという。

取締役常務執行役員 石川 達也 氏

営業・サービス・部品の各部門が三位一体となった、いすゞ自動車東北の整備体制

部品倉庫

予兆・予防整備でさらに物流品質を向上

今年7月にも、いすゞ車を導入する予定だという同社。車両を導入する際には、必ずドライバーに試乗させていると石川常務は語る。

「車両の機能や操作性を確かめてもらって、他のドライバーと情報を共有しています。プレイズムの仕組みもよく理解してもらっており、安心して乗務できると好評です。今後も、いすゞ自動車東北と連携することで休車時間を短縮し、車両の稼動率を高めていきたいですね」

プレイズム車両が増えることで、故障リスクが低減され、同社の安全安心な運行を支えていくことだろう。最後に、黒川専務はこう締めくくられた。

「車両コンディションデータをもとに、故障に至る予兆の段階で整備を実施する、予兆・予防整備という考え方は、当社が推進してきた物流品質の向上にも合致します。故障の芽を摘むことで、より効率的な運行が可能になりますからね。これからも東北6県のグループ会社でプレイズムを推奨し、お客様の物流の合理化、効率化を図るきめ細かなサービスを提供していきたいと考えています」

東邦運輸倉庫株式会社 専務取締役 黒川 敬之 氏