今成運送株式会社の始まりは大正末期に遡る。群馬県渋川市にて「個人で馬一匹」、旅館の御用聞きから始まり、昭和初期に「個人でトラック1台」を購入、昭和28年に今成運送を設立した。主に食品メーカーの製品および原材料の流通を一貫して請け負い、配送だけでなく保管のための倉庫管理も行なっている。配送エリアは群馬、栃木、長野、新潟にまで及び、北関東の人々の食生活を支えている。代表取締役の今成克之氏は、先代から続く心情を「大成期不断努力」だと語る。
「事業を成功に導くためには、背伸びをせず、堅実にきっちりやっていく。こうした努力の積み重ねが大事だということですね。いまも今成運送が元気でいられるのは、コツコツと少しずつ荷主様の信頼を得てきた結果だと思います」