パワートレイン(ディーゼル)

パワートレイン(ディーゼル)

ハイブリッドはこちら

エンジン

最適化した走行性能と優れた燃費性能を両立した
クリーンディーゼルエンジン搭載。

主要諸元/種類:直列4気筒OHC直列噴射式ディーゼル
●シリンダ配列・シリンダ数:直列4気筒
●内径×行程:115mm×125mm
●総排気量:5,193㎤(cc)
●圧縮比:16.5

●ネット値とはエンジンを車両搭載状態とほぼ同じ条件で測定した数値です。
●SI(国際単位系)表示と従来表示[カッコ内]の両方を記載しています。

ポストポスト新長期排出ガス規制適合

最新の次世代ディーゼル「D-CORE」エンジンおよびDPD+尿素SCRの採用により、世界最高水準の厳しい規制である「ポストポスト新長期排出ガス規制(28年排出ガス規制)」に適合。

平成27年度燃費基準達成

排出ガス性能と燃費を高いレベルで両立し、車両総重量14トン超のAMT車では「平成27年度燃費基準+15%」、AT車では「平成27年度燃費基準+10%」を達成。また、14トン未満のAMT車、AT車共に「平成27年度燃費基準」を達成しています。

2ステージターボ

高圧・低圧2種類のターボを最適に制御することで、全回転域における高効率なターボ効果を発揮。燃焼効率を損なうことなく高EGR化を実現し、NOxを低減。また高圧段ターボを小型化したことにより、低回転域での高い応答性も実現しています。

排気管噴射方式

排気管に設置したインジェクターから燃料を直接噴射し、DPDの再生性能を向上させました。PMの低減とともに、エンジンオイル寿命の延長にも貢献します。

大容量クールドEGR

排出ガスの一部を冷却して吸入空気と混合し再燃焼させ、燃料のロスを抑えてNOxを低減します。大流量化とより効率的な循環を実現します。

電子制御式コモンレールシステム

超高圧な燃料噴射と、噴射圧力、時期、量の最適な制御を可能にする最新システムを採用。燃費の向上や排出ガスのクリーン化に貢献します。

DPD+尿素SCR

DPD部でPMを捕集・焼却し、尿素SCR部でNOxを無害な水と窒素に分解。後処理技術を進化させたことで、エンジンの基本性能を高めながら、排出ガスの大幅なクリーン化を実現しています。

DPD:Diesel Particulate Defuser
SCR:Selective Catalytic Reduction

アイドリングストップ&スタートシステム

車両停止時にエンジンが自動的にストップし、不必要なアイドリングをなくします。排出ガスの削減や燃料の節約、車の騒音防止にも役立ちます。


アイドリングストップ&スタートシステム 解除スイッチ

トランスミッション

誰もが使いやすく・疲れないイージードライブ性能。

AMT自動変速マニュアルトランスミッション

クラッチ操作をせず、シフトレバーのアップダウンのみで変速が可能な次世代トランスミッションです。自動変速モードでは、適切なギヤポジションへ自動的に変速を行います。

オートニュートラル

扉の開閉時に応じて動力のカットと伝達を自動で行うオートニュートラルを採用しました。

状況に応じて手動変速⇔自動変速が自由自在

例えば平坦路は自動変速モードでクルージング、加速したい時や急な登坂路では手動変速にするといったように、状況に応じて自由自在に変速モードが切り替えられます。

ATオートマチック・トランスミッション

トルクコンバーター採用により優れた動力性能を備えたトランスミッションです。

ANBH オート・ニュートラル・ブレーキ・ホールド

中扉開閉時やアイドリングストップ&スタートシステム作動の停車時に、ギヤをニュートラルに自動的に切り替え。ブレーキペダル踏み外れなどによる車両の不意な動き出しを防止します。

※AT車に標準。AMT車には設定がありません。
*ANBH作動中にフットブレーキを離すとブザーが鳴ります。