バス大図鑑

教えて「先進安全技術」のこと

ムスコくん
「バスの先進安全技術ってすごい!」
お父さん
「こんなに進化したテクノロジーが運転手さんをサポートしてるんだね!」
マスター
「運転手さんに自身の体調が悪くなった時には、EDSSのスイッチ一つで車両を停止させることができるわけですなあ。万が一の際の安全につながるという安心感を持ってもらえると思うのです」
お父さん
「バスを安全に停車させるときにかかる負担の大きな部分を、システムが代行してくれるわけですね」
マスター
「もちろんあってはならないことですけど、人間ですから急に意識が薄れていくなんてことがあったら、車内のお客様に知らせ、その安全を気づかい、回りのクルマを気づかって安全に大きなバスを止めるというのは困難になるかもしれません。そんなときにEDSSを押せば、危険はかなり軽減されるはずですなあ」
ムスコくん
「もっと先進安全技術は進んでいくの?」
マスター
「はい。それはもちろんです……」

今、EDSSのことが話題になりましたが、EDSSは観光バスと路線バスで動作が違います。観光バスは運転席スイッチが押された場合には即座に停止が始まりますが、路線バスは運転席スイッチが押されても約3秒の猶予時間を設けています。これは約3秒の間に音声アナウンスを行い、立席の乗客が停車に備えるための時間を設けています。
また、客席スイッチが押された場合にも約3秒の猶予時間が設けられています。これは、観光バスも路線バスも同じで、乗客が誤ってスイッチを押してしまった際に、運転手さんが作動を解除できる時間として設けられています。

そしてEDSSは現在、“異常の際に押しボタンを押す”というものから、“運転手の異常の自動検知”へと進化すると考えられています。
また、“単純停止型”と呼ばれるその場での停止から、“車線内停止型” “路肩退避型”へと進化が必要と言われています。
より安全な停車場所を、バス自体が探して停まってくれるイメージですね。

ムスコくん
「うーん。まるでロボットの進化みたいだ!」
マスター
「ロボットとは言い得て妙ですなあ。バス自体が一人のロボットとして運転手さんの安全をサポートしているわけですからなあ」
お父さん
「うーん。バスが運転手さんや乗客を見守ってくれる時代が来るのかなあ」
マスター
「はい。お話している間にオムライスできましたよ!」
お父さん
「今頼もうと思ってたのに!」
ムスコくん
「今食べたいと思っていたのに!」
お父さん
「ぼくらはこの店に見守られているんだなあ」
今日も「キッチンいすゞ」では楽しいバス談議が続きます。
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