
2017年9月19日
いすゞ、大型トラック「ギガCNG車」に車型を追加
-スムーサーGx搭載車型および完成車「ギガ CNG Gカーゴ」を追加-
いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則、以下「いすゞ」)は、大型トラック「ギガCNG車」の追加車型を本日より全国一斉に発売します。

燃料の多様化を図ることでエネルギーセキュリティに貢献するだけでなく、都市間トラック輸送でのCO2排出量を低減し、NOx排出量が少なく、PMをほとんど排出しないという特長から環境負荷の低減にも貢献する、いすゞのCNGシリーズ。
いすゞの「ギガCNG車」はこれまでマニュアルトランスミッション搭載車型のみ展開しておりましたが、この度、よりイージードライブ性・省燃費性に優れた「スムーサーGx」搭載車型が新たに加わります。さらに、完成車「ギガ CNG Gカーゴ」もラインアップします。
いすゞは今後もCNG車の更なる普及を目指し、車型追加、車両性能向上に向けた取り組みを進めます。

主な特長は以下の通りです。
- ・自動変速トランスミッション 「スムーサーGx」搭載
- スムーサーGx搭載車型を新たに追加しました。これにより、スムーズな発進、加速を実現しました。自動変速による運転の手軽さで、若手からベテランまで幅広いドライバーの方々の省燃費走行をサポートします。
- ・いすゞオリジナル完成車 「ギガ CNG Gカーゴ」の展開
- 大型カーゴ完成車「Gカーゴ」シリーズに「ギガCNG Gカーゴ」を新たに追加しました。耐久性・コスト・軽量化を高次元で融合した実用的な仕様で、即戦力としてご活用頂けます。
- ・MPI方式CNGエンジンコントロールシステム
- エンジンはマニュアルトランスミッション搭載車同様、燃料供給装置にMPI(マルチポイントインジェクション)方式を採用した6UV1エンジンを搭載しています。NOx、NMHC、COの排出を抑える高い排出ガス浄化性能や、都市間走行で使いやすいパワー&トルクと省燃費性能、そして優れた静粛性を確保しています。
- ・長距離運行
- 一回のガス充填で東京-大阪間(500km程度)の走行が可能です。
- ・常に先を行く安全性能
- 本年4月に改良したギガ ディーゼル車同様、減速性能を向上させたプリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減/衝突回避支援)を標準装備しました。これにより、本年11月より適用される最新の安全法規に対応しています。さらに、車線逸脱警報(LDWS)、ミリ波車間ウォーニング、IESC(電子式車両姿勢制御システム)、EBS(電子ブレーキシステム)についても標準装備し、トータルセーフティーを追求しました。
<目標販売台数>
100台 / 年 |
<東京地区希望小売価格>
|
「プリクラッシュブレーキ」「車線逸脱警報(LDWS)」「ミリ波車間ウォーニング」「IESC(電子式車両姿勢制御システム)」「EBS(電子ブレーキシステム)」は、ドライバーの安全運転を支援するシステムであり、車両の限界を超えた走行を可能にするものではありません。本装置を過信せずに常に安全運転を心掛けてください。
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