MIMAMORIケーススタディー

新聞輸送で事業基盤を構築 飲料製品輸配送で総合物流企業へ成長

代表取締役社長 中野 昌一 氏
 金刀比羅宮への参拝口として知られる丸亀市は、香川県中西部に位置し、古くは海上交通の要衝として、また、物資の集散地として発展してきた瀬戸内海に面した都市である。同市に本拠を構える株式会社丸亀急配は、終戦後、復興の兆しが見え始めた1952年に創業。地場の運送会社として事業を開始した。同社の主要業務である新聞輸送を始めたのは1959年のこと。当時は、新聞社7社による共同配送だったそうだ。現在は、一部を除いて新聞社ごとに、香川県全域及び愛媛県東予地区への配送業務を行っている。また同社では、翌朝の各販売店の部数増減の確認や各販売店に確実に配送するための不足・不着の処理業務を担っており、全国紙各社とパートナーシップを結んでいる。言わば新聞輸送のエキスパートである。
 一方で、飲料製品の輸配送業務は1971年からスタート。当初は、岡山県の工場から香川県の特約店へ運んだという。その後、丸亀市内に四国全域をカバーする物流センターを2000年5月に開設。同社は、倉庫のセンター業務(検品検収・日付管理・ロケーション管理・ピッキング等)及び輸配送業務を任されている。さらに2006年8月には、物流センターの狭隘化対策として、土器第二倉庫を竣工。こうして同社は、付加価値の高い物流サービスを提供する総合物流企業へと成長を遂げた。また現在は、建材やIT機材、食品、薬品、自動車部品などの輸送も行っている。



安全運行、品質向上、環境負荷低減を経営方針に

企画営業部 課長 中野 智仁 氏
 つねに全国レベルの物流品質をめざしてきた同社。三代目代表取締役社長を務める中野昌一氏は、顧客にとってなくてはならない企業であるため、弛まぬ努力を重ねてきたという。
「新聞や飲料製品は、非常に厳しい物流品質を求められるため、安全運行、品質向上、環境負荷低減を経営方針として掲げ、ISO9001やISO14001をはじめ、Gマークを取得しました。特に安全運行を経営の最優先課題として位置づけ、自動車事故対策機構(NASVA)のコンサルを定期的に受けています。また、同じ時期に客観的に評価するツールとして『MIMAMORI』を導入。香川いすゞから熱心に勧められたということもありますが、当時、クラウド型のデジタコは珍しく、カードレスで使いやすい上に、リアルタイムに運行状況が把握できる点が気に入って『MIMAMORI』を導入しました」
 こうした取り組みによって、同社の交通事故、貨物事故は大幅に削減。また環境面においては、省燃費運転を推進すると共にCNG車も導入している。同社の安全・確実な業務体制は、各顧客からも高く評価されており、何度も表彰を受けている。また、企画営業部課長、中野智仁氏は、この事業体制を継続、発展させていくため、人材確保と育成に注力していきたいという。今後は、ドライバー、倉庫スタッフにとって、より働きがいのある魅力的な職場づくりを進めていくそうだ。

授与された表彰状

Back   2/3   Next