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マレーシアは、西マレーシアと呼ばれるマレー半島と、ボルネオ島の一部である東マレーシアからなる海を挟んで2つの地域に分けられる国です。人口の80%は西マレーシアに集中していて、特に首都クアラルンプールとその首都を取り囲むように広がるスランゴール州の人口は国内人口の約25%を占めています。
人口が集中している地域では鉄道・バスなどは整備されていますが、地方の都市ではまだ整備されていないところもあり、そのような地域では唯一の公共機関としてバスが発達しています。1980年代からは「国民車」とよばれる安くて市民が買いやすい車をたくさん売り始めたため、通勤や通学で自家用車を使う人が多くなりました。そのため朝や夕方は通勤などで車を利用する人が多く、市内の道路の渋滞はひどくなっています。
クアラルンプールではそのような朝夕の混雑時には大型トラックの入場規制があるため、市内への商品の輸送は小型トラックに頼っています。離れた都市への輸送手段は中型・大型トラックが主に活躍しています。工業が発達しているので日本の電機メーカーなどの工場もたくさんありますが、工場で使う輸入された部品や、工場で作られた輸出する製品を運ぶときには、ヨーロッパ製の古いトラクターが利用され港や各工場へ行き来しているのが見られます。また走っているトラックのほとんどが古く、とくに東マレーシアではリビルトトラックという日本の中古車をバラバラにした部品を組み合わせて作った大型トラックがとても多く走っています。
道路は整備されていて都市間を結ぶ高速道路が発達し、高速料金・ガソリンも安く設定するなど、車を利用しやすい環境づくりがされています。
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