ページ内移動用のリンクです
グローバルナビゲーションをスキップして本文へ
コスタリカとパナマが共同管理(きょうどうかんり)する国際平和公園(こくさいへいわこうえん)で、7つの国立公園(こくりつこうえん)と自然保護区(しぜんほごく)がまとめて世界遺産登録(せかいいさんとうろく)されています。コスタリカには全世界(ぜんせかい)の10%に及(およ)ぶ850種類(しゅるい)の鳥類(ちょうるい)が生息(せいそく)しており、手塚治虫(てづかおさむ)のマンガ「火(ひ)の鳥(とり)」のモデルになったケツァールはエメラルド色(いろ)に輝(かがや)く鳥(とり)で「世界(せかい)で一番美(いちばんうつく)しい鳥(とり)」「見(み)た人(ひと)は幸(しあわ)せになる」とも言(い)われています。
1997年(ねん)に世界遺産(せかいいさん)に登録(とうろく)されたココ島(とう)は、周(まわ)りを崖(がけ)に囲(かこ)まれた孤島(ことう)で豊(ゆた)かな動植物(どうしょくぶつ)が数多(かずおお)く残(のこ)っています。スティーブンソン著(しょ)の小説(しょうせつ)「宝島(たからじま)」の舞台(ぶたい)となり、また映画(えいが)「ジュラシックパーク」に出(で)てくる島(しま)のモデルとも言(い)われ、映画撮影(えいがさつえい)のロケ地(ち)にもなりました。 周辺海域(しゅうへんかいいき)には回遊魚(かいゆうぎょ)が集(あつ)まり、その数多(かずおお)くの魚(さかな)の種類(しゅるい)と美(うつく)しい海(うみ)から、ダイビングスポットとしても有名(ゆうめい)です。
コスタリカ南部(なんぶ)のディキス地方(ちほう)に残(のこ)る4つの遺跡群(いせきぐん)です。いずれも6世紀(せいき)から16世紀(せいき)にかけて栄(さか)えた文化(ぶんか)のもので、4つの遺跡(いせき)は、おのおの異(こと)なった首長制社会(しゅちょうせいしゃかい)の集落構造(しゅうらくこうぞう)を代表(だいひょう)するとともに、当時(とうじ)の経済(けいざい)および政治(せいじ)システムのユニークな例(れい)と考(かんが)えられています。最大(さいだい)で直径(ちょっけい)2.57m、重(おも)さ25tにもおよぶ数百体(すうひゃくたい)の石球(せっきゅう)の製造工程(せいぞうこうてい)や作製用具(さくせいようぐ)、目的(もくてき)は不明(ふめい)ですが、先(せん)コロンブス期(き)の芸術的伝統(げいじゅつてきでんとう)と工作技術(こうさくぎじゅつ)の高(たか)さを示(しめ)す貴重(きちょう)な証拠(しょうこ)となっています。
ページの先頭へ戻る