トラック大図鑑

あきら 「そうなんだ! 車両突入防止装置って大事なんだね!」
マスター 「大事なんだよ!」
きょうこ 「あの〜? バンパーとかはまた違うのかしら?」
マスター 「バンパーは『緩衝材』としての役目がメインかな。つまり、車体に与える衝撃を減らすわけだ。それに比べて車両突入防止装置は『壁』として、乗用車をストップさせるのが役目だね」
あきら 「ふ〜ん。車両の前後にあるんだね」
マスター 「そうだね。でもなかなか気がつかないと思うよ。前にある車両突入防止装置がある場合はバンパーに隠れていたりすることが多いんだ。今はついている車両は少ないけどこれからどんどんふえてくるよ。後にある車両突入防止装置は砂や砂利が上に乗っかってたまらないように三角型にしたり、軽さを求めてアルミにしたものもあるんだ」
きょうこ 「車両突入防止装置もいろいろ工夫されているのね! 突入による大事故も減るといいなあ」

バンパーと車両突入防止装置の位置解説図
交通事故の死亡者数は、近年は減少を続けています。警察庁からの発表によると、2009年1年間の全国の交通事故死者数は4914人で、1952年以来57年ぶりに5000人を下回ったということです。しかし、あくまでもゼロを目指すべきでしょう。

事故が起きないに越したことはありませんが、起きてしまったときにいかに被害を小さくするか、そんなとき自分たちには何ができるか、ということを常にトラックメーカーは考えています。車両突入防止装置をはじめとしたさまざまな取り組みが、こういった死亡事故の減少に貢献しているのかもしれません。

あきら 「うーん。トラックって安全のことをいろいろ考えて作られているんだね」
きょうこ 「自分だけでなく、相手の安全も考えてあげるなんてかっこいいわね」
マスター 「以前、道路わきに停まっていたトラックに、乗用車が追突してしまった、なんて事故があったよね」
きょうこ 「ニュースで見たかもしれない」
マスター 「そんなときに、どうしたら乗員の安全を守ることができるのか? 被害を小さくすることができるのか? そんな検討がなされてできたのがこの車両突入防止装置なんだ」
あきら 「ぼくらも運転気をつけなくちゃいけないね」
マスター 「ほんとうだよね。事故を起こさないのが、なんてったって一番だからね」
きょうこ 「あきらくんにも、車両突入防止装置みたいに、目立たないけどしっかり家庭をガードするような男性になって欲しいけどね」
あきら 「そうだね。目指せ! 車両突入防止装置」
マスター 「うーん。ちょっと軽いなあ(笑)」

こうして湘南台の喫茶店『いすゞCafe』では、マスターとカップルのよもやま話はつきることがないようである。

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