トラックは業務用として使われることがほとんどです。ですから、そのインパネは、仕事をしやすいように、使用するユーザーがいろいろ改造することが多く、そのために、あらかじめ手を入れやすいように設計してあります。
たとえば、荷台を上げたり下げたりするレバーが、インパネの右端についてたり、夜間の作業をすることが多い場合は、荷台に照明をつけることもあるので、照明用スイッチを取り付ける必要があります。
また、冷凍庫を取り付けて走るトラックのインパネには、冷凍庫の電源スイッチや温度の調整スイッチを取り付ける必要があるでしょう。
そんな改造がしやすいように、だいたいがトラックのインパネはワンタッチで取り外させるようにしてあるのです。
また乗用車と違い、毎日高い稼働率で走行するトラックは、ヒューズなども磨耗しやすいのです。
電源トラブルの多くの原因はヒューズです。トラックがいちいちヒューズの交換のためにディーラーに行ったり、ロードサービスを呼んでいたりしては、仕事を進める上で支障が生じてしまいます。ですから、ヒューズのボックスは、マスターが話したように、インパネのわかりやすいところに配置され交換しやすいように工夫されているのです。