トラック大図鑑

あきら 「知らなかった! CNGっていろんな可能性を秘めたエネルギーなんだね!」
マスター 「そうなんだよ。あきらくんの家にきている都市ガスとほとんど同じものでトラックが走っているって不思議でしょ?」
きょうこ 「とくに知らなかったのは、『環境にやさしい』ってことね」
マスター 「うん、メタンガスは燃やしても地球温暖化の原因になる二酸化炭素の排出量が少なくて、ディーゼルエンジンに匹敵するぐらい環境に負荷をかけない性能をもっているんだ。世界のどの国の排ガス基準も、余裕でクリアできると言われている」
あきら 「実力派なんだ」
マスター 「さらに、CNGの燃料タンクや燃料システムについては、二重三重の安全装置がつけられているんだ。」
きょうこ 「じゃあ安心して使えるね」

燃料タンク
現在、「環境対策」は世界共通の大きな問題といえます。大気汚染に関して、世界のどの国も大変厳しい態度で臨むようになってきており、厳しい排気ガスの排出についての決まりを定めています。しかし、CNG車のエンジンは、世界のどの国の排ガス基準もクリアできる排ガス性能ポテンシャルを持っています。
そんなCNG車の使い勝手についてはどうなのでしょうか? CNGエンジンは、その特性を従来のエンジンに限りなく近づけるよう工夫され、従来の車と変わらぬ使い勝手でドライバーに運転してもらえるよう開発がされています。ですからエンジンの耐久性もディーゼルエンジンのそれと遜色がないのです。燃料コストは、ディーゼル車とほぼ同等のようですから、コストパフォーマンスにすぐれた燃料といえるかも知れません。

そんな優れたエネルギーのCNGですが、現状では1回の充てんでディーゼル車の約半分の走行距離であり、その充てんするステーション自体も、全国に広がりつつありますがまだまだ大都市中心に存在しています。つまり、CNGは遠距離輸送より、インフラの整った都市やその近郊での近距離輸送に適しているものと思われます。環境負荷が小さく、埋蔵量が多い上、いろんな所で採掘できる天然ガスを使ったCNGはもっとこれから注目を浴びるエネルギーと思われます。

あきら 「うーん。CNGって利用価値が高そうだね!」
きょうこ 「近距離輸送に向いているってのもわかったわ」
マスター 「とくにね、匂いがほとんどないから、食品の輸送なんかにはいいんだよね」
きょうこ 「クリーンだから、住宅地を走るのにいいかもね」
あきら 「今日はトラックの話だけじゃなくて、ガスの勉強にもなったなあ」
きょうこ 「ここにくるとコーヒー代だけでいろんな勉強になって得だわね。ふふふ」
マスター 「うーん。だからうちの店儲からないのかなあ」

こうして湘南台の喫茶店『いすゞCafe』では、マスターとカップルのよもやま話はつきることがないようである。

トラック大図鑑の感想や、知りたい部品のリクエストを募集しています。 リクエスト・ご感想はこちら

Back   2/2