バス大図鑑

教えて「駆動メカニズム」のこと

つまり、「大きなスペースをとる駆動メカニズムを前じゃなくてバスの後ろ部分に移動させると、もう少し乗客を増やすことができる」という結論になり、現在のバスの駆動メカニズムは後部に置かれていることがほとんどになりました。

ムスコくん
「ぼくはバスって運転手さんが一番前にいるから、『走る仕組み』って全部前の方にあると思ってたよ!」
マスター
「ははは。運転手さんはもちろん運転操作をしていますが、実際に走らせている仕組みの中心部は一番後ろにあるんですなあ」
ムスコくん
「ぼくはバスの一番後ろの席が好きだけど、一段高くなっていることが多いのは、席の下に駆動メカニズムがあるからなんだね!」
マスター
「そういうことです」

近年、バスでもハイブリッド化が進んでいます。そうすると、駆動メカニズムの中でモーターの数が増えます。しかし、前に述べたようにバスの全長は法律で決められていますので、コンパクトに収納するのが大変ですが、各バスメーカーがたいへんな工夫をして設計しているのです。

ここまで述べてきたことでおわかりのように、「駆動メカニズムは、バスのレイアウトに大きく影響を与える」ということです。現在、バスの中にベビーカー置き場などのスペースを配置したいという要望があります。バスを動かし、走らせる大切な役目の駆動メカニズム。それをどう配置するのか、コンパクトにできるのかという開発の工夫は、今日も続けられているのです。

ムスコくん
「うーん。いつも一番後ろに乗っているんだけど、そんな大事な仕組みがお尻の下にあるとは知らなかったです。今まで知らなくてごめんなさい!」
お父さん
「ははは。お尻の下では一生懸命駆動メカニズムが働いているわけだね」
マスター
「ははは。ムスコくんのお尻の下では、動力を発生させたり、排気を処理したりおおいそがしなんですなあ(笑)」
お父さん
「ごちそうさま。これで明日の運動会はがんばってかけっこに出られるよ!」
マスター
「お父さんの駆動メカニズムも元気に動けばいいですなあ」
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