ディーゼルエンジンは、ルドルフ・ディーゼルにより開発されました。ルドルフ・ディーゼルは1892年に論文「今日知られている蒸気エンジンに取って代わる合理的熱エンジンの理論と設計」を発表し、この中でディーゼルエンジンの基本原理となる、空気だけを先に燃焼室に入れ、燃料は空気が圧縮された後に噴射する「不均一混合」と、空気の圧縮率を空気の温度が燃料の発火点を超えるまで高くする「自己着火(圧縮着火)」を紹介。試行錯誤を繰り返した後、1897年に実用化に成功しました。
一方、日本では1907年に海軍が研究用ディーゼルエンジンを製作するも、試作の段階で断念。その後、1917年に民間造船会社が自家発電用ディーゼルエンジンを製作し、完成させました。いすゞにおいては、1934年に「ディーゼル機関研究委員会」を発足。いち早くディーゼルエンジンの開発に取り組み、1936年に鉄道省のディーゼルバスに採用され、以降、ディーゼルエンジンのリーディングカンパニーとして実績をあげています。




