安定走行のメカニズム

4 サスペンションの種類
主流だったトラニオンサスペンションから4バックエアサスペンション時代へ
より安全で高品質な輸送を実現するため、時代とともにトラックのサスペンションも進化してきました。今回は、大型トラックの代表的なサスペンション方式をいくつか解説しましょう。

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4バッグエアサスペンション
各車軸をそれぞれ4個のエアスプリングによって支持するサスペンション方式。空気を充填したゴム製のペローズを使用しているため、振動や衝撃をソフトに吸収します。またVロッドとトルクロッドが、車軸をしっかり支持しているため、ローリングによる揺れも効果的に抑制。さらに車高の調整もできるので、荷役作業の効率化に貢献します。

4バッグエアサスペンション

トラニオンサスペンション トラニオンサスペンション
リーフスプリングの天地を逆さにした状態で、トラニオンシャフト上に固定し、その両端に車輪を取り付けた方式。両軸の駆動力を確実に路面に伝えるのに適しており、荷重に対する耐久性にもすぐれています。ほとんどの後2軸の大型トラックに採用されています。


レイコサスペンション(3点支持式) レイコサスペンション(3点支持式)
リーフスプリングを各車軸上に設置し、前後のリーフをイコライザービームで連結した方式。3点支持式の場合、2組のリーフスプリングによって荷重の均等化が図れる特性があります。主に軽量カサ物を運ぶ低床車に採用されています。車軸が広くとれる4点支持式は、より荷重を分散できるため、サスペンションの軽量化が実現できます。

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