動力伝達のメカニズム

2 エンジン トラックの心臓部
パワートレインに回転エネルギーを供給する装置
エンジン
エンジンは、燃料を継続的に燃焼することによって、パワートレインに回転エネルギーを供給する装置です。そのパワーのみなもとは、シリンダー内で発生した爆発的なエネルギーがピストンを勢いよく押し下げ、クランクシャフトを力強く回転させるメカニズムにあります。そしてクランクシャフトで回転運動に変換された回転エネルギーは、クラッチを介してトランスミッションへと伝えられます。 ディーゼルエンジンは、より大きな馬力を得られる燃焼方式をとっているため、強靱なパワーを生み出すことができ、重い荷物を力 強く運ぶトラックの心臓部に適しています(図解2)。

図解2:ディーゼルエンジンの作動原理
〜大きな回転エネルギーを生み出すパワープラントです〜

ディーゼルエンジンの作動原理
(1) シリンダー内に空気を送り込みます(吸入)。
(2) 空気を押し縮めて空気の温度を高めます(圧縮)。
(3) その後、軽油を霧状に吹き込み(燃料噴射)、圧縮で高温化した空気で自然発火させると、密閉されたシリンダー内に爆発的なエネルギーが生まれます(燃焼)。
ディーゼルエンジンは、この燃焼方式によってより多くの混合気(空気と燃料が混ぜ合わされたもの)を一度に燃焼させ、大きな回転エネルギーを生み出すパワープラントの機能を果たしています。

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