トラック誕生までの歴史[世界編]

6 1897年 ディーゼル機関の発明 ディーゼル機関の発明
第1号ディーゼルエンジンの成功
ガソリンエンジンよりも熱効率の良い動力機関として、1892年、ルドルフ・ディーゼルはディーゼルエンジンの基本原理をまとめた論文を発表し、翌年2月に特許を取得しました。1897年に公開されたディーゼルエンジンは20馬力を毎分172回転で発生させるもので、他の内燃機関に比べ熱効率が高い(25%)と評価されました。


7 1908年 T型フォード T型フォード
自動車の大量生産がはじまる
ガソリン自動車は加速度的に進化して、交通手段の主役だった馬車を駆逐しましたが、購入層は裕福な人々に限られていました。
そんな状況を変えたのが、アメリカのフォードでした。自動車工場に流れ作業を導入して、T型フォードを大量生産し、低価格で売り出しました。この結果、T型フォードは大ヒット作となり、1500万台以上も生産されました。「馬なし馬車」と呼ばれ、全世界に広まりました。


8 1914年 フルハーフのトレーラ
大量輸送時代の幕開け
1896年にダイムラーがトラックを製造して以来、数多くのメーカーがトラックを作り、物品輸送は目覚しい発展を遂げました。しかし、「より多くの荷物を一度に運びたい」という要求が強まり、次の輸送手段が考えられました。
フルハーフのトレーラ そんな中、世界初のトレーラが、1914年、アメリカで開発されました。開発したのは鍛冶屋を営んでいたオーガスト・C・フルハーフです。ボートの運搬用として開発されましたが、物品輸送に適しており、近代的なトレーラの元祖といえます。


9 1923年 ダイムラーベンツ ダイムラーベンツ
自動車にディーゼルエンジンを搭載
ルドルフ・ディーゼルの発明から約30年、低回転で高トルクを生み出すディーゼルエンジンは、次々に改良が加えられながら、軽量・小型化が進みました。
初期の自動車(商用車)用ディーゼルエンジンのひとつとして、ダイムラーベンツのOB2型(直列4気筒8.8リッター、45馬力)が1923年から製造されました。なお、同時期にMAN社、サウラ社でも自動車ディーゼルエンジンが完成していました。


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