プレスリリース

2007年6月20日


いすゞ、マレーシア生産事業を強化


 いすゞ自動車株式会社(以下いすゞ)は、この度、ディーアールビーハイコム[DRB-HICOM Berhad] (以下DRB-HICOM)とのマレーシアにおける生産合弁会社、マレーシアン トラック アンド バス(Malaysian Truck and Bus Sendirian Berhad: 以下MTB)の生産事業強化のため、同社へのいすゞ出資比率を現在の20%から51%へ引き上げることで、合意した。

 MTBは、いすゞ(現出資比率20%)とディーアールビーハイコム(現出資比率80%)との合弁会社で、資本金は1億リンギット(約33億円)。
 現在は、マレーシアの国民トラック「HICOM PERKASA(ハイコム・ペルカサ)」として販売されているNシリーズトラック(日本でのエルフ)と、Fシリーズトラック(日本でのフォワード)の生産、およびいすゞD-MAXピックアップトラックの委託生産等を行っている。

 今回いすゞは、DRB-HICOMから31%の株式を取得して同社を連結化するとともに、社名をいすゞ・ハイコム・マレーシア(ISUZU HICOM MALAYSIA SDN. BHD)とする。 新会社ではCEOとCOOをいすゞから派遣し、経営を主導していく。これにより、MTBは製品の品質向上とコストダウンを進め、商品力の一層の向上を図り、マレーシアにおける拡販を目指して行く。

 現在のマレーシアにおけるいすゞCV(トラック)事業は、MTBがKD生産を行い、現地販社がHICOMブランドで販売しており、2006年の販売台数は4,367台で、シェアは約25%(第二位)。またLCV(ピックアップトラック)事業では、いすゞマレーシアがMTBに生産委託し、完成車をいすゞブランドで販売しており、2006年の販売台数は2,000台で、シェアは約10%(第四位)。
 いすゞは今回の生産事業強化により、更なるCV事業の強化・拡大を推進して行く。

 マレーシアの自動車市場は、1997年の経済危機以降順調に回復し、2006年の自動車全需は45万台レベルになっており、その内商用車(ピックアップ以上)は約4万台となっている。

以上

<参考>マレーシアン トラック アンド バスの概要
会社名 Malaysian Truck and Bus Sendirian Berhad
所在地 パハン(Pahang)州
資本金 1億リンギット(約33億円)
主たる業務 国民商用車の輸入、製造、販売および各種自動車(乗用車/商用車)組立