プレスリリース

2002年6月4日


いすゞ 小型トラック 『エルフ』を改良
−平成15年排出ガス規制(新短期規制)に国内初の適合−


 いすゞ自動車(株)は、小型トラック 「エルフ」 に、平成15年(新短期)排出ガス規制に適合 (*1) させた、新開発エンジンを搭載するなどの改良を行ない、次世代環境対応トラック 「ELF−KR」として、6月5日より全国一斉に発売する。 (*1:一部車型を除く)

 新型エルフは、環境性能No.1を開発の狙いとして、平成15年(新短期)排出ガス規制に適合させた他、粒子状物質減少装置 「PMキャタコンバータ」 を標準装備 (*2) とし、東京都環境確保条例にも適合させた。

 さらに七都県市/東京都、六府県市の指定低公害車制度にも適合している。 (*2:一部車型はオプション)

 近年、環境への取り組みは、あらゆる企業において社会的責任となっており、荷主企業にとって、物流の環境負荷軽減が必須の時代となってきている。

そうした中、自動車メーカーには、環境対応型のディーゼルエンジン車の開発が強く望まれており、とりわけ市街地配送の用途が多い小型トラックの早期投入ニーズが高まっている。

 今回いすゞは、これらの社会的・時代的要請に応えるため、環境性能の改善を最優先として、平成15年排出ガス規制施行時期に大幅に先行して、「ELF−KR」シリーズを発売することとした。

 「エルフ」は1959年の誕生以来、経済性や使い勝手など、常にユーザーニーズに配慮した商品を展開し、市場から常に高い評価を獲得してきた。

 今回の「ELF-KR」シリーズは、排出ガスのクリーン化に加え、騒音の低減、トランスミッションの改良を実施すると共に、フロントグリルをはじめとする外観のリフレッシュ化を図っている。

いすゞエルフELF-KR
いすゞエルフ「ELF-KR」
<撮影用特別仕様車>02-06


<目標販売台数>  エルフシリーズ全体で  3,500台/月

<エルフ 東京地区希望小売価格> (消費税含まず)
  主な仕様 東京地区
希望小売価格
KR-NKR81EA-
6EXAN
4HL1N
(130馬力)
2.0トン 平ボディ、標準キャブ、ショートボディ、ABSデュアルモードMT、アイドリングストップ 3,056,000円
KR-NKR81EA-
5EXAN
4HL1
(140馬力)
2.0トン 平ボディ、ハイキャブ、ロングボディ、ABSデュアルモードMT、アイドリングストップ 3,341,000円
KR-NPR72LAR-
5XLA
4HJ1
(155馬力)
3.5トン 平ボディ、ワイドキャブ、ロングボディ、ABSデュアルモードMT、アイドリングストップ 3,870,000円
KK-NHR69EA-
4CXA
4JG2
(94馬力)
1.5トン 平ボディ、標準キャブ 2,117,000円

<商品概要>
1.平成15年排出ガス規制(新短期排出ガス規制)適合
(現行平成10年規制値に対し、NOx約30%、PM約30%、HC約80%、CO約70%低減)

☆最新ディーゼルエンジン技術の投入

  • コモンレール式超高圧燃料噴射システム → PM・黒煙、NOxの低減
    −超高圧噴射による燃焼効率向上と燃焼の最適化を実現。
  • フル電子制御 →NOxの低減
    −燃料噴射量、噴射圧力、噴射タイミングをきめ細かく精密に制御。
  • クールドEGR →NOxの低減
    −高温の排出ガスを冷却した上で再度吸気系に戻すことにより、燃焼温度の引き下げを実現。
  • PMキャタコンバータ(酸化触媒) → PMの低減
    −排出ガス中のPMの内、未燃HC(炭化水素)、潤滑油HCを触媒により酸化させ、水と二酸化炭素に変換。
  • 16バルブ化 → PM・黒煙の低減 −シリンダへの吸入・排気効率を向上。

☆エンジン展開
形式   排気量(cc) 最高出力
(ネット値)
(PS/rpm)
最大トルク
(ネット値)
(kg・m/rpm)
平成15年
排出ガス
規制
平成17年
東京都
環境確保条例
4JG2 継続 3059 94/3600 20.6/1800 オプション対応
4HL1N 新開発 4777 130/3000 33.9/1500 適合 適合
4HL1 新開発 4777 140/3000 33.9/1500 適合 適合
4HJI 改良 4985 155/3100 37.0/1500 適合 適合
4HKI-T 継続 5193 170/2900 45/1600 適合

2. 平成12年/13年騒音規制適合

  • 騒音カバーの追加
  • サイレンサーの変更
    −酸化触媒内蔵サイレンサ採用。(4JG2搭載車はオプ゚ション)
    −ポストサイレンサ追加:上記サイレンサの下流に小型のサイレンサを追加。
  • 騒音法規制項目外のアイドリング騒音についても大幅に低減
3.デュアルモードMTの改良

  • クラッチ盤磨耗量表示機能追加
  • HSA(坂道発進補助装置)のギヤイン作動化

4.新型マニュアルトランスミッションの採用 (一部車型を除く)

  • 剛性感の高いシフトフィーリングを実現
  • 新アルミ筒型ケースを採用し軽量化

5.外観のリフレッシュ化

☆フロントデザインをメタリック基調として、都会的ですっきりした上質感を演出した。
  • ラジエータグリルのデザインを一新
  • オーナメント類をメタリック塗装
  • カラーキードバンパーを採用

以上