プレスリリース

2002年4月10日


いすゞ 低公害小型トラック
『エルフ CNG車 / LPG車』 を改良


 いすゞ自動車(株)は、小型トラック「エルフ」のCNG(Compressed Natural Gas=圧縮天然ガス)車及び LPG(Liquefied Petroleum Gas=液化石油ガス)車について、積載量2トン以上の車両にHSA (坂道発進補助装置)を標準装備するなどの商品性向上を図るとともに、CNG車については、CNG 改造費の大幅低減による車両価格の引き下げを図り、4月10日より全国一斉に発売する。

 また今回の改良では、CNG車/LPG車の需要拡大に対応するとともに、多様なユーザーニーズに応えるため車型展開を拡大した。

 天然ガスは、硫黄分などの不純物を含まないクリーンな燃料であり、その埋蔵量も石油を大きく上回ると言われ、 将来の石油代替燃料として期待されている。 また、この天然ガスを燃料とするCNG車は、 燃焼過程で発生する NOx(窒素酸化物)などの排出量が非常に少なく、さらにPM (Particulate Matter=粒子状物質) 及び黒煙がほとんど発生しないという特性を持っている。

 いすゞは1996年に小型トラック「エルフCNG車」を発売し、1998年にはライン生産化による低価格化を実現するなどの積極的な対応により、着実に販売を伸ばしてきた。一方「エルフLPG車」は1998年に1.5トンクラスを発売し、2000年には2〜3トンクラスを追加するなど、車型の拡充を図ってきた。
 そして今回 「エルフCNG車/LPG車」 の商品性を向上させることで、増大するクリーンエネルギー車の市場ニーズに応えるとともに、地域環境の改善に貢献する低公害車の、一層の普及促進を図ってゆく。

主な商品概要は次のとおり
【CNG車/LPG車共通】
(1) 停車時にブレーキ踏力を保持する HSA(坂道発進補助装置)を全車標準装備とし、渋滞時や坂道発進時のドライバー疲労低減を図った。
(2) ヘッドランプ上部レンズをアンバー色からシルバーに、またフロントオーナーメントを黒からグレーメタリックに変更するなど、フロントフェイス部分を一新した。
【CNG車】
(1) 量産による部品のコストダウンや生産の効率化により、従来モデルのCNG車と比較し、CNG改造費(ディーゼルエンジンとの差額)を従来の146万円から122万円に15%以上低減した。
(2) ワイドキャブ車の超ロングボディや、積載量3.5トンクラスのシャシを中心に車型展開を拡大し、多様なユーザーニーズに応えることとした。(一部車型は2002年8月 発売開始予定)
【LPG車】
  ワイドキャブ車を新たに設定し、高まるLPG車の市場ニーズに応えることとした。
  (2002年8月発売開始予定)
<目標販売台数> エルフ CNG車 2,500台/年
  エルフ LPG車 1,000台/年


<エルフ CNG車/LPG車 東京地区希望小売価格>(消費税含まず)
車 型 エンジン 積載量 主な仕様 東京地区希望小売価格
NPR72PV-6LXY-C 4HF1(改) 3.5トンクラス CNG車、キャブ付シャシ
ワイドキャブ
超ロングボディ
4,552,000円
NKR81E-5JMXA-L 4HG1(改) 3.0トンクラス LPG車 木製平ボディ
ハイキャブ
標準ボディ
3,254,000円

以上