プレスリリース

2001年5月22日


いすゞ 新型1トンクラス ワンボックス車 「コモ」 を発売
-「ファーゴ」 をフルモデルチェンジし、「COMO(コモ)」 に名称変更-


いすゞ自動車(株)は、1トンクラス ワンボックス車をフルモデルチェンジし、新たに名称を「COMO(コモ)」として、5月22日から全国一斉に発売する。

いすゞは、1トンクラスのワンボックス車 「ファーゴ」を1980年に発売し、経済性、信頼性の高さなどから高い評価を得てきた。 今回、3代目としてのフルモデルチェンジでは、「お客様が儲けを確信し、運転者が使いやすさを実感できる、安心の先進ワンボックス・ビジネスパートナー」をコンセプトとして開発をおこなった。
商用車に要求される利便性やすぐれた経済性を実現するとともに、安全性と積載性を両立した室内空間、斬新なエクステリアスタイルを兼ね備えた、新世紀のワンボックス車を実現した。 また、今回のモデルチェンジを機会に、「COMO(コモ)」と名称を変更し、いすゞの新しい商用ワンボックス車として市場への訴求を図ってゆく。

尚、「コモ」は日産自動車の「キャラバン」をベースに、OEM (相手先ブランド供給) 契約に基づき、いすゞ自動車に供給されているものである。

【COMO(コモ) ネーミングの由来】

商用車としての扱いやすさ、快適さ、経済性、社会・環境への配慮などを表わすいくつかのキーワードを組み合わせたもの。ニーズが高まりつつある1トンワンボックス車の新しい時代をきりひらく商品であることをアピールしている。
COmmercial (商業)COmfort (気持ちよい)
COmmunity (社会)
COmmunication (交通)
+ MOst (最大限の)
MOve (動かす)
MOde (流行の)
= COMO (コモ)

主な商品特長は次の通り。

【1】安全性と荷室空間を両立した新世紀バンのカタチ
4ナンバーサイズにおさまる車両全長 (ロングボディ車:4,690mm) のなかで、ゆとりある積載スペースを確保するとともに、車体前端部にクラッシャブルゾーンを設けるなど、衝突安全性に配慮した新しい車両パッケージングを実現した。

【2】斬新でスタイリッシュなエクステリアデザイン
これまでの商用ワンボックス車にはない、斬新で質感の高いエクステリアデザインを実現した。押し出し感のあるフロントノーズで力強さと安心感を表現するとともに、大きく明るいヘッドランプにより、安定感を強調した。また、LX/LSグレードはパーソナルユースにも対応する高級感・上質感を演出している。

【3】頼れるビジネスパートナーとしての機能的な荷室
クラストップのサイドドア開口部 (1,085mm) やホイールハウス間寸法 (LDグレード:1,120mm) により、多様な荷物に対応する積載効率の良さを実現した。

【4】使う人の「便利」と「快適性」をとことん考えた運転席まわり
商用車として、動きやすく、快適な運転席まわりとした。小物入れなど、使いやすく配置させた数多い便利装備に加え、長時間の走行でも腰痛、しびれを感じさせない座り心地のエルゴノミックシートを採用することにより、乗用車に匹敵する運転のしやすさと乗り心地を実現した。

【5】高い経済性と信頼性
新型直噴デイーゼルエンジン 「ZD30DD型」 の採用により、従来モデルよりも燃費を約13%(*)向上させるとともに、オイル交換サイクルを5,000kmから15,000kmに延長するなど、すぐれた経済性を実現した。また、車体剛性の強化や徹底した防錆処理により、耐久信頼性も向上させた。 (*社内測定値)


<目標販売台数> バン・マイクロバス併せて 2500台/年

<「コモ」シリーズ 東京地区希望小売価格> (消費税含まず)

車種 エンジン 定員 ボディ トランス
ミッション
主な仕様 希望小売価格
KG-JVWE25
-S46DA
ZD30DD 3/6 ロング 4AT バン 2WD LD
4ドア 標準ルーフ
1,898,000円
GE-JVPE25
-S45XA
KA20DE 2/5 ロング 4AT バン 2WD LX
4ドア 標準ルーフ
2,579,000円
GE-JCQGE25
-H46DA
KA24DE 3/6 スーパー
ロング
4AT バン 2WD LD
4ドア ハイルーフ
1,938,000円
KG-JVWME25
-S46D
ZD30DD 3/6 ロング 5MT バン 4WD LD
4ドア 標準ルーフ
2,110,000円

≪商品概要の詳細は次の通り≫
1.スタイリング
・押し出し感のあるノーズ部が安心感と力強さを表現し、高い安全性と信頼性を予感させるデザインとした。
・ボデイサイドを立てたスクエアなフォルムにより、高い積載性を予想させるデザインとした。
・LX/LSはパーソナルユースにも対応した高級感、上質感を演出するインテリアを採用した。

2.機能的な荷室
・ クラストップのサイドドア開口幅 (1,085mm) により、荷物の積み降ろし時の作業性を向上させた。
・ スクエアなボデイサイドにより、ルーフサイドレール間寸法を1,310mm (標準ルーフ車) と広い荷室を実現した。 これにより、A4コピー紙箱を最上段に最大6個積むことが可能。(従来モデルは最大5個)
・ クラストップのホイールハウス間寸法1,120mm (LDグレード) を実現した。これにより、ホイールハウス間でも、A4コピー紙箱5個、1,100mmパレットを積むことができる。

3. 利便性・快適性
・ A4サイズのバインダーが収納でき、上面がテーブル形状のマルチセンターコンソールとマルチシートバックコンソールを採用し、室内で簡単な作業をできるよう配慮した。
・ 500mlのペットボトルを2本収納できるインパネ下部トレイを採用した。
・ 長時間の運転でも疲れが少ないエルゴノミックシートを採用し、乗用車並みの乗り心地を実現した。

4.エンジン
・ ガソリンエンジン車は、4気筒2.4リットル KA24DE型 と2.0リットル KA20DE型 を搭載した。電子制御により全域でフラットなトルクを発生し、低速時や積載時も扱いやすい特性を実現。
・ ディーゼルエンジン車は、直噴4気筒3.0リットルZD30DD型 を搭載した。従来の QD32型 と比較し、最高出力・最大トルクを向上するとともに、燃費を約13%(*)向上させた。 また、エンジンオイル交換のインターバルを従来の5,000km毎から15,000km毎に3倍も延長し、経済性を高めるとともに、環境にも配慮をしている。(*社内測定値)

5.安全性
・ 車体の前端部にクラッシャブルゾーンを設け、50km/hでのフルラップ衝突で、乗用車に導入されている衝突安全規制を満足させる衝撃吸収性能(*)を確保した。
(*エアバッグ装着車による社内実験結果)
・ 運転席エアバッグをLXに標準装備、その他のグレードにはオプション設定とした。また、助手席エアバッグを全車型にオプション設定した。
・ ABS (アンチロック・ブレーキ・システム) をLX、LSに標準装備、その他のグレードにはオプション設定とした。


以上