プレスリリース

2001年10月23日


GM、いすゞ、スズキ、富士重、各社開発のコンセプト車を同時発表


東京発――米ゼネラルモーターズ・コーポレーション(GM)、いすゞ自動車株式会社(いすゞ)、スズキ株式会社(スズキ)、及び富士重工業株式会社(富士重)は本日、各社開発のコンセプト車及びGMグループによる協業の現況および今後の展望について発表した。

GM会長、ジョン・F・スミス,Jr.(ジャック・スミス)、いすゞ代表取締役社長、井田義則、スズキ代表取締役会長、鈴木修、及び富士重代表取締役会長、田中毅は各々、GM戦略的提携関係の強みに関し説明した。

ジャック・スミスは、「我々の戦略的提携関係は、各社が世界の自動車産業において成長するための戦略にとって重要な鍵を握っている。そしてまた、各社にPower of Fourをもたらしている。」と語った。さらに、「我々の戦略的提携関係については、近年の景気低迷にもかかわらず急速に拡大し続けたアジア大洋州が最も如実に形容している。アジア大洋州における自動車産業は、今から2010年までの間に、およそ850万台にまで成長すると見られている。これは、その他世界中すべての地域における成長見込み分を合算した場合よりも大きい。我々の提携戦略は、「Center of Expertise」コンセプトに基づいており、これは、二社またはそれ以上のグループ企業が、得意とする市場セグメントに共同で取り組むことである。これにより、各グループ企業の強みを発揮して、結果として、グループ全体が恩恵を享受することが可能となる。

GMは、研究開発、技術、購買、物流、車台、及び電子商取引分野で強みを発揮し、いすゞは商用車およびディーゼルエンジンを、スズキは、小型車及び小排気量車を、そして富士重はAWD(四輪駆動)、及びCVT(無段変速機)を、各々Center of Expertiseとして位置付けている。

この度の共同会見では、GMグループ各社が独自のコンセプト車を公開した。

いすゞは、現在GMと共同で、次世代のスモールピックアップトラック(1トン積クラス)の開発を進めており、そのコンセプトモデルを展示する。共同開発プロジェクト推進にあたっては、両社で開発・購買・生産・販売の幅広い分野に亙る、全面的な協業体制を構築している。今後両社は万全なチームワークで開発を進め、世界市場で高い競争力を持つピックアップトラックの商品化を進めていく。

スズキは、小型EVユニットとGMの開発した「家庭用燃料電池発電システム」を組み合わせた小型電気自動車「Covie」を公開した。このクルマは、IT化が進む住宅や家電とのリンクを考えたカーナビゲーションシステムを搭載し、環境に優しく日常生活に密着した近距離移動ツールである小型車の新しい形を提案するものである。

富士重は、スバル・トラヴィックをAWD化した研究用試作車を製作した。この車は、スバル車で培った技術経験を活用してAWD化を図ったもので、GMグループにおけるAWDのCenter of Expertiseとして、その技術開発力を一層拡大、強化すべく、さまざまな研究活動に取り組んでいることを紹介するためのものである。

GMは、最先端のモバイル・コマース技術と最新の通信機器とが調和した、コンパクトなライフスタイルを実現するコンセプト車「e−Cruze(イー・クルーズ)」を初公開した。これは、GMとスズキとの共同開発車、「シボレー・クルーズ」をベースに、ドライバーと搭乗者に、インターネット及びコミュニケーションサービスを提供するコンパクト・ライフスタイル・ビークルである。

この車両はまた、電子商取引分野における将来的な可能性も示唆している。GMグループ企業4社は共同で、自動車購入支援サイトであるバイパワー・ジャパン(BuyPower Japan)を立ち上げた。日本の消費者は、バイパワー・ジャパンを介して日本のGMグループ企業4社の商品ラインナップに関する情報を得られるばかりでなく、加盟ディーラーへの見積り依頼をすることができる。

GMグループは昨年から今年にかけて次の様な協業成果をあげてきた。

 ・昨年7月、いすゞとGMの合弁会社DMAXが、シボレー/GMCのフルサイズピックアップトラック搭載用に、最新型ディーゼルエンジンの生産を開始。

 ・今年8月、富士重はGM車ベースのスバルブランドの多人数乗りワゴン「スバル・トラヴィック」を日本で発売。これは、タイ・レイヨンのGM工場で生産中。

 ・インドネシア、日本、及びフィリピンのGMAutoWorld(GMオートワールド)では、GM車に加えて、グループ企業の幾つかのモデルを販売中。

 ・アジア大洋州向けに開発されたシボレー・クルーズは、スズキの湖西工場で生産中、来月日本で発売予定。

本件に関するお問い合わせ先

GMアジアパシフィック(ジャパン)株式会社 広報
電話:03−5424−2726   ファックス:03:5424−9820

いすゞ自動車株式会社 広報部
電話:03−5471−1138   ファックス:03−5471−1042

スズキ株式会社 広報グループ
電話:053−440−2030   ファックス:053−440−2776

東京支店 広報グループ
電話:03−5473−1601   ファックス:03−5473−1602

富士重工業株式会社 広報部
電話:03−3347−2029   ファックス:03−3347−2295


以上