プレスリリース

2000年1月14日


いすゞ、広州汽車(中国)とバス事業の合弁会社設立で合意


いすゞ自動車(株)は、この度中国において、広州汽車集団有限公司(広東省広州市)と合弁で、中大型バスの生産、販売会社「広州五十鈴客車有限公司」を設立することで合意し、近く調印を行う。日本の自動車メーカーとしては、中国におけるバス完成車の合弁生産は初めてとなる。

合弁会社の設立は2000年2月、総投資額は2,990万US$(約31億円)を予定している。 生産品目は、いすゞの大型観光バス「ガーラ」シリーズ、中型観光バス「ガーラ・ミオ」シリーズ、大型路線バス「LT」シリーズに相当する車種。
広州汽車傘下のバスメーカーである広州客車の工場建屋の一部を購入、新規に設備投資を行い、2000年中には生産を開始する計画である。 初年度生産計画台数は100台で、2005年までには年産1,000台のレベルまで引き上げる。
販売エリアは広州を中心に、中国全土とする。

現在、中国は経済の活性化に伴い、高速道路網の整備が進んでいることから、高速バスの需要が拡大している。 特に、広州は沿岸地域の経済の中心地であるとともに、香港との往来が活発で、中国最大のバス市場となっている。また、香港では大型レジャー施設の建設計画が進むなど、今後は観光バスの需要拡大も見込まれる。
このため1999年に約3万台だった中国全土の中大型バス需要は、2005年には倍増すると予測されている。

広州客車は、国家10大バス重点企業の一社で、国内生産台数第5位の有力なバスメーカーである。またいすゞは、1985年に日本の自動車メーカーとして初めて、四川省重慶市の慶鈴汽車において、小型トラック(日本名エルフ)の現地生産を開始し、現在、慶鈴汽車と江鈴五十鈴汽車(江西省南昌市)を中心に、年間約5万台の小型トラック、ピックアップトラック及び多目的車(SUV)を合弁生産している。
今回の中大型バス事業の開始により、いすゞは中国市場における事業基盤の一層の強化を図るとともに、広州汽車集団との最新型バスの合弁生産を通じて、中国のバス製造および自動車工業の発展に寄与していくこととした。

新会社概要(計画)

社名 広州五十鈴客車有限公司 Guangzhou Isuzu Bus Co., Ltd.
所在地 中華人民共和国広東省広州市
資本金 US$2,990万(約31億円)
出資比率 広州汽車集団有限公司 51%
Guangzhou Automobile Group Co., Ltd.
いすゞ自動車49%
Isuzu Motors Ltd.
事業内容 中大型バスの開発、生産、販売
会社設立 2000年2月(予定)
役員 未定
生産品目 大型バス「ガーラ」「LT」シリーズ
中型バス「ガーラ・ミオ」シリーズ
(現地名称は未定)
生産能力 1000台/年
従業員数 360人
面積 敷地 9.4万m2建屋 3万m2